テレビ、有機ELパネル交換。(2024/03)

うちで使っているテレビは有機ELパネルを採用しているKJ-48A9Sで、購入してから3年半ほど経過している。最近になって、画面周囲部分に多数の画素欠損が発生していることに気がついた。

画素欠損は画面の周囲部分に多数発生していた。一度気がついてしまうと無視できないレベルで大量にあるので、対策を行いたくなった。

DefectivePixel-1 画面左上あたり。
DefectivePixel-2 画面中央上あたり。
大きめの画素欠損もあり。
DefectivePixel-3 画面右上あたり。
DefectivePixel-4 画面右上あたりを少し拡大。
DefectivePixel-5 画素欠損をハンディ顕微鏡で拡大撮影してみた。

まずは、修理対応が可能かどうか確認するためソニーのサポート窓口に状況を連絡してみた。画素欠損状況の写真も送ってみたところ、担当の方に現状確認してもらい、それから対応を決める、ということになった。このKJ-48A9Sのメーカー保証期間は既に終わっていたが購入店舗(エディオン)の延長保証は5年間でまだ有効なので、購入店舗に相談してほしい、とのことであった。購入店舗であるエディオンの窓口で状況を説明したところ、エディオン経由でソニーの修理担当に確認を依頼してくれることになった。数日後、ソニーの修理担当の方から連絡があり、訪問日時を調整。

訪問日になって、ソニーの修理担当の方が来訪された。初回は状況確認のみで実際の有機ELパネル交換は後日になるかと思っていたのだけれど、今回の訪問で交換用の有機ELパネル一式を持参されていて、状況を確認された後、有機ELパネル交換を行ってもらえることになった。一旦、エディオン側に交換可否の確認をされたようだが、有機ELパネルの交換費用が延長保証の限度額(購入額)を上回っていないことから交換OKとなったようだ。うちの部屋は狭いので作業エリアはベッドの上程度しかなかったが、そこに養生用のマットを敷いて、その上でパネル交換作業が行われた。

PanelReplacement-1 養生用のマットの上にKJ-48A9Sが置かれ、各種ネジを外してカバーが外されていった。
PanelReplacement-2 カバーが外されたKJ-48A9S。
PanelReplacement-3 有機ELパネルから各種パーツが外された。
PanelReplacement-4 有機ELパネルが交換され、各種パーツが取り付けられた。
この後、カバーが取り付けられ、元通りに設置されて交換作業が完了。

作業を見ている感じでは、パネル交換というよりも、旧パネルから新パネルに各種パーツを移植、という感じに見えた。交換完了後、サービスモードらしき画面で各種確認を行われて、問題ないことが確認された。トータルの交換作業時間はだいたい1時間程度であった。画素欠損も解消され、綺麗な画面が復活。

今回の有機ELパネル交換については、事前にソニーのサポート窓口の方から有機ELパネル自体の価格と訪問修理費用を合わせて16万円程度と提示されていた。KJ-48A9Sの購入価格は22万円ほどだったので、何とか延長保証の限度額に収まって助かった。さすがにまた有機ELパネル交換が必要な状況になったら保証期間内でも対応できないので、その場合は修理を断念して新規に購入することになりそう。延長保証が切れるまではあと1年半あるので、その間は何とか頑張ってほしい。

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