うちにはPCからデータを追い出すために使ったDVD-R等のメディアが大量にあり、何となく捨てることができずに現在に至っていた。場所を取るのでいずれは整理したいと考えていたけれど手を付けることができなかったのだが、ようやく、整理を実行することにした。
各メディアの中身は今となっては不要なものもあるけれど残しておきたいデータもあったので、一部のデータをメディアから吸い出してHDDに保存することにした。一部とはいえかなりの枚数(約670枚)があって手作業で吸い出すのはかなり面倒であり、自動化できるところは可能な限り自動化することにし、対応方法を検討。最終的に、PowerShellのスクリプトを作成してメディアの挿入以外を自動化(光学ドライブにメディアが入ったことを検知したら吸い出し開始、吸い出しが終わったらメディアを排出)することにした。吸い出しの方法としては、各メディア内のファイルを個別にコピーすると時間がかかりそうだったのでImgBurnを使ってメディアのISOイメージを作成する方法を採用。ただ、後述しているようにエラーが発生して素直に吸い出せないメディアについてはFastCopyを使って可能な限りファイル単位で吸い出すようにした。
うちには光学ドライブが3台(作業用PCであるSaori内蔵のBD-Rドライブ・外付けBD-Rドライブ・ポータブルBDドライブ)あるので、それぞれを使用するスクリプトを実行して吸い出しを開始。対象のメディアが多く、また、日中に作業できる時間に限りがあったことで日数がかかったけれど、10日ほどで何とか作業完了。吸い出せたデータの量は2.66TiB(約3TB)ほどになった。
今回の吸い出し対象となったDVD-Rは書き込みから20年以上経過しているものがほとんどで、また、半数以上が海外製の安価なメディア(PRINCO・PRODISC・OPTODISC)であったので、リードエラー等で読み込みに失敗するメディアが多数出てくると予想していた。予想通り、古めのメディアを含む60枚ほどのメディアがを正常に読み込むことができなかった。正常に読み込めなかったメディアはほとんどが海外製の安価なメディアで、古いメディアは記録面の色素が劣化し色が薄くなっていたりした。海外製メディアであっても新しめのものはリードエラーの発生率が減っていたけれど、プリンタブルメディアのレーベル面が劣化しているものがあったらしく、レーベル面が剥がれるメディアが多数発生。単に少し剥がれるだけならまだマシだったのだけれど、がっつりと剥がれてレーベル面の破片をドライブ内にまき散らされたりして少し焦った。何とかドライブ内の破片を吹き飛ばして対応できたけれど。
| レーベル面が大きく剥がれ落ちたメディアは、レーベル面のほとんど全てを剥がしてしまうことができた。 他にもいくつかレーベル面の一部だけが剥がれたものもあった。 |
必要なデータの吸い出しが完了したので、各メディアは順次廃棄の予定。量が多いので、一括で廃棄するではなく、いくつかに分けて廃棄の予定。