鈴鹿でのBIKE!BIKE!BIKE!に参加するために鈴鹿まで行く際、去年は高速道路から下りて一般道に入ってから道に迷ってしまったことがあり、今年は対策を行ってみることにした。ちょうど手元に機種変更後ほとんど使用していなかったスマホ(SH-02E)があったので、これにカーナビゲーション機能があるアプリをインストールし、カーナビの助けを借りることにしたわけである。
車と違って、バイクでカーナビを使用する際にはどうしても明るい屋外設置になるので、日光の影響を受けて画面が見にくくなりやすい。少しでも画面の見にくさを軽減できればと思い、フードを自作して使用することにした。
写真には写していないけれど、ガイド音声を聞くためにBluetooth接続のレシーバも購入。購入したのはDAYTONA製の「聞くだけブルートゥース」である。これの付属スピーカの質が悪いとの評価があったので、別途、オーディオテクニカ製のATH-EQ300Mも確保。また、スマホのバッテリーが目的地まで持つかどうかが不安だったので、充電用のUSBケーブルとL字変換アダプタも確保し、バッテリーが切れた際にはモバイルバッテリーから給電しつつ動作させられるようにした。
なお、カーナビアプリとしてはMapFanを使用することにした。上記写真6枚目で表示されているのはMapFanの画面である。
実際に使用してみた感じでは、一応、役には立った、という印象。高速道路の走行中では風切り音が大きくてガイド音声がほとんど聞き取れなかったが、一般道走行中は十分に聞き取れた。MapFanの音声ガイドは右左折・分岐等に対する案内は行われるものの地名のガイドはないので、その点は残念。他のカーナビソフトでは地名ガイドまで行ってくれるものもあるようで、ナビアプリの選択を間違ったかもしれない。また、走行中にナビ画面を見るのは車より危険なので積極的には画面には頼らなかったが、交差点の情報を確認する際など、時々、画面を見ることはあった。その際には十分に視認できる情報を得られた。バッテリーについては片道で実質約2時間(休憩中はスリープ)の間、十分持ってくれた。残り容量の感じからすると、3~4時間は大丈夫そうであった。
自作フードについては、改良の余地あり。フード自体の大きさのためスクリーンで十分に隠される状況ではなかったことと、取り付けステイがUN7Bとスマホの間に挟むだけでフードを完全固定できていなかったので、高速走行中は走行風の影響であちこちずれてしまっていた。固定方法は改良した方が良さそうだ。なお、強度的には問題なし。高速走行中でも風でバタバタあおられることもなかった。
ちなみに、MapFanでは検索がオンライン検索とオフライン検索に分かれていて、各種施設の検索はオンライン検索側になるのでオンラインにできないと利便性が落ちる。SH-02Eは機種変更のためにSIMが使用不可になっているので、少々迷ったあげく、データ通信専用のSIMを導入した。導入したのはOCNモバイルONEのSIM。月額972円で一日当たり110MB利用可能のコースで契約。SH-02Eについては屋外で通信する事はあまりないし、通信が必要な場合には屋内でWiFiを使うので、この契約でも十分だと思う。
カーナビテストについては、また試していたい気がする。今度は別のナビアプリを使ってみるつもりである。