Ninja1000SX、パフォーマンスダンパー装着。(2024/01)

少し予算に余裕があったので、うちのNinja1000SXについて何か装着できるものがないかと情報を集めてみたところ、パフォーマンスダンパーの存在に気がついた。パフォーマンスダンパーはヤマハ製バイク用のものしかないと思い込んでいたのだけれど、最近はヤマハ製バイクに限らず各社製バイクに装着できるものが出ていて、Ninja1000SXに装着できる製品もリリースされていたのだ。

パフォーマンスダンパーとは、ごく僅かなフレームの変形による共振を抑えることで振動軽減を行うパーツで、元々はヤマハが車用として考案したものをバイクにも展開したものである。ヤマハ製バイク向けにはワイズギア社から製品が出ているが、他社製バイク向けにアクティブ社から製品が出ていて、その中にNinja1000SX用の製品もあった。販売価格は4万円弱あたりということでパーツとしてはそんなに高価というほどでもないので、思い切って手を出してみることにしたわけである。

パフォーマンスダンパーの装着については自分でもできるかなと考えたのだけれど、装着箇所がエンジンハンガーボルト経由になり固定ボルトの取り付けにもトルク指定があったことで、自分で行うのは少し厳しいと判断しカワサキプラザで装着してもらうことにした。今年1月頭にカワサキプラザ経由でパフォーマンスダンパーの発注を依頼したのだけれど、その時点ではメーカーで欠品になっていて仮納期が4月とされていてかなり待たされそうな気配であった。通販で入手できないか検索してみたところ在庫を発見し、カワサキプラザに持ち込み装着できるか確認してみたところ装着OKとの返事をもらったので、通販で入手してカワサキプラザでの装着を行ってもらうことにした。パーツ持ち込みでの装着はバイク屋で断られるイメージがあったのだけれど、行ってもらえることができて助かった。

パフォーマンスダンパーは発注後まもなく届いたので、一旦開封して内容物を確認してみた。

PerformanceDamper-Package パフォーマンスダンパーの箱。
PerformanceDamper-Package-Open 箱開封。
PerformanceDamper-Content 内容物。
パフォーマンスダンパー本体と取り付けステイ・ボルト類。
取り付けステイがかなり分厚くて重く、少し驚いた。(鉄製で板厚5mmほどある)
PerformanceDamper-Body パフォーマンスダンパー本体。
長さは25cmほど。
PerformanceDamper-Weight パフォーマンスダンパー本体重量。
500g弱といったところ。

パフォーマンスダンパー一式をカワサキプラザに持ち込み、装着を行ってもらった。作業時間は1時間もかからなかったと思う。作業工賃を抑えてもらえたこととパフォーマンスダンパー自体の購入価格が定価より少し安かったことで、装着にかかった費用はやや安くなり、全体で4万円強というところであった。当初の予想では作業工賃込みで5万円オーバーだったので、少し安くできて助かった。

PerformanceDamper パフォーマンスダンパー装着後。
本体ラベル以外はそんなに目立たない感じ。
PerformanceDamper-Front パフォーマンスダンパー装着部・前側。
フレーム前方側のエンジンハンガーボルト経由で固定したステイに装着。
PerformanceDamper-Rear パフォーマンスダンパー装着部・後ろ側。
エンジン後ろ側のハンガーボルト経由で固定したステイに装着。
ステイはフレームスライダーと共締め。

パフォーマンスダンパー装着後にどのように走行感覚が変わるのか確認しようとしたのだけれど、走行開始直後はほとんど感覚に違いがなく少し不安になってしまった。走行開始してしばらく経ってから、少し走行感覚が変わったことに気がついた。劇的というほどではないけれどハンドルに伝わってくる振動の質が変わったのだ。うまく表現できないけれど、振動の量が少し減ったというか、振動がまろやかになった、という感じ。パフォーマンスダンパーの効果は長距離走行でも感じられるらしいけれど、もうしばらくの間は寒いので長距離走行は行わないと思うので、春辺りに予定している長距離ツーリングで確認してみようと思う。

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