先日のサーバHDD換装で浮いたWD30EFRX-68AX9N0を倉庫用HDDとして使用するために別の倉庫用HDDの内容をコピーしていた際に、CRCエラーが検出された。S.M.A.R.T.情報を確認したところ代替セクタが発生していたので、修理対応もしくはRMAを検討することにした。外付けHDDとして使用していたWD20EFRX-68AX9N0についても代替セクタが発生していたので、こちらも同様に対応を開始。
上記したWD30EFRX-68AX9N0とWD20EFRX-68AX9N0はSofmapで購入したHDDで、まだ保証期間内ということで一旦Sofmapのサポートカウンタに持ち込んだのだが、なかなか対応についての連絡が来なかった。現状確認のために連絡したところ、サポート担当者や代理店(CFD)の間でのやり取りがまずくて担当者が誤解してしまっていたらしい。結局、代理店保証は1年だけでそれ以降は自分でRMAして欲しいとのことだった。
少々切れ気味になりつつ上記HDD2台を回収し、2台まとめてRMAに出すことにした。Western Digitalのサイトでユーザ登録を行った後にRMA申請を行い、マレーシアまでHDD2台をまとめて発送。過去のRMAではEMSを使っていたが、前回のRMAでマレーシア内でやたらと待たされたこともあり、今回は国際eパケットを利用。国際eパケットはEMSより送料が安いがSAL便ほどは安くはない。ただしEMSより送料のように追跡が可能なので、思い切って使ってみることにした。
上記HDD2台を発送した翌週、もう一台のWD30EFRX-68AX9N0についても動作確認しようとしたら、PCから認識されない事が判明。このHDDは電源ON後にヘッドシークリトライしまくる状況で、このために正常起動できずPCにも認識されなくなっていたらしい。かなり深刻な状態であったが、何度か試したところPCに認識されたのでS.M.A.R.T.情報を確認したところ、結構な数の代替セクタが発生していたので、これも修理対応もしくはRMAを行うことにした。保証期間内だったので購入元のドスパラで確認してもらったところ、これも代理店保証が1年で後は自分でRMAしなければならないということだったので、こちらもRMAを実行。
各HDDの、発送から代替品到着までの経過は以下の通り。発送先は、前回のRMAの時と違って、マレーシア・ペナン島にあるTeleplan Technology Servicesという会社に変わっていた。
WD20EFRX- 68AX9N0 |
WD30EFRX- 68AX9N0 #1 |
WD30EFRX- 68AX9N0 #2 |
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国際eパケット発送 | 10/18 | 10/18 | 10/25 |
国際交換局着(大阪) | 10/19 | 10/19 | 10/26 |
国際交換局着(マレーシア) | 10/24 | 10/24 | 10/30 |
国際交換局発(マレーシア) | ? | ? | 10/30 |
Teleplan着 | 11/03 | 11/03 | 11/06 |
Teleplan発 | 11/04 | 11/04 | 11/08 |
FedEx着(マレーシア) | 11/05 | 11/06 | 11/11 |
FedEx発(マレーシア) | 11/05 | 11/06 | 11/11 |
FedEx着(中国・広州) | 11/06 | 11/07 | 11/12 |
FedEx発(中国・広州) | 11/07 | 11/08 | 11/13 |
関空着 | 11/07 | 11/09 | 11/13 |
自宅着 | 11/07 | 11/10 | 11/13 |
受け取り | 11/07 | 11/11 | 11/17 |
HDD型番 | WD20EFRX- 68EUZN0 |
WD30EFRX- 68EUZN0 |
WD30EFRX- 68EUZN0 |
前回と同様に待たされたが、だいたい3週間程度で代替HDDが届いた。WD20EFRX-68AX9N0とWD30EFRX-68AX9N0#1は同じ日に発送して同じ日に到着したのに、Teleplanからは1日ずれて発送され、受け取り日もずれてしまった。
到着したHDDは、いずれも再生品(ラベルにRecertified表記あり)であった。WD20EFRX-68EUZN0とWD30EFRX-68EUZN0 #2については白黒ラベルだったが、WD30EFRX-68EUZN0 #1については新品と同じ赤白ラベルにRecertified表記ありだった。これまで返送されてきた再生品はいずれも白黒ラベルだったので、新品と同じ色のラベルのパターンは初めてである。このラベルの違いの意味が分からないけれど、とりあえずあまり深くは考えないことにする。
各HDDについては、WD Data Lifeguard DiagnosticでEXTENDED TESTを行い、異常がないことを確認。WD20EFRX-0068EUZN0については、改めて外付けHDDとして使用を開始。他の2台については、とりあえず予備HDDとして確保。
WD Redシリーズは何台も使っているけれど、短期間に何台も代替セクタが発生するとは予想していなかった。ただ、現時点では24時間運用するHDDとしてはWD Redシリーズがかなり有力な選択肢であることは間違いないと思うので、今後も使っていくとは思う。