最近、サブマシンMamikoに装備しているビデオカード(玄人志向RD98XT-A256C・RADEON9800XT)
のファンが異音を発しているのが気になっていた。経験上、この手の異音を発し始めたファンは末期症状であることが分かっているので、
ファンの換装を行うことにした。
ファンを換装するといっても、
RD98XT-A256Cに装備されているファンはATI純正タイプで専用品になっていてファンのみ換装することは難しいので、
ヒートシンク込みで換装することにした。対応できそうなヒートシンクファンはArcticCooling製のZAV02-ATI3か、
ZALMANのVF700シリーズになりそうだったけれど、ZAV02-ATI3は既にカタログ落ちしていて入手困難な気配であったので、
今回はVF700シリーズを採用。全銅製のVF700-Cuを見つけられなかったので、アルミ+銅製のVF700-AlCuを購入して、
換装することにした。
純正ヒート シンクファンからVF700-AlCuへの換装はあっさりと完了。
VF700-AlCu付属の5V駆動コネクタを使った状態でも冷却性能的には問題なさそうであった。
このままの運用でもよかったのだけれど、元々、RD98XT-A256Cに装備されているファンコントロール機能を生かすために、
更に手を加えることにした。基板上のファンコネクタは汎用ファン用3ピンコネクタとは異なる形状なので、まず、
これをファン用3ピンコネクタへ変換しなければならない。
このため、変換コネクタを作成。
たまたま店頭で見かけたサウンドカード用内部音声ケーブルに同じ形のコネクタが使われていたのでそれを購入して流用することにし、
相手側にはうちで余っていた4ピン→3ピン変換コネクタを使って、変換コネクタを作成。
この変換コネクタを使ってVF700-AlCuのファンを接続し、
RD98XT-A256Cのファンコントロール機能が生きていることを確認。ちょっとコードが余ること以外は、いい感じに仕上がったと思う。