MX MASTER 4、購入。

自宅と勤務先でPCに接続しているマウスはロジクールのMX MASTER 3で、そろそろ使用開始から6年になる。これまでに静音ボタンやセンサー解像度の改良等のマイナーチェンジが行われたMX MASTER 3Sもリリースされていたが、これには手を付けていなかった。最近になってMX MASTER 4が10月30日に発売されることが発表され、フルモデルチェンジ相当と思われる各種改良が行われたので、手を出してみることにした。

MX MASTER 4が発表されて間もなく各通販サイトで予約が可能になったけれど、さすがに実物を触らずに予約する勇気はなかった。ヨドバシカメラに出撃してみたところ実機の展示があり、実際に触ることができた。MX MASTER 3より微妙に重さを感じたけれど、形状はあまり変わらないことが分かったので、改めて自宅用と勤務先用の2個を予約。早めに予約したのは正解だったようで、まもなく、各通販サイトで品切れになったり入荷予定日が発売日よりかなり後になったりしていた。

MX MASTER 4は正式な発売日である10月30日の前日である29日に到着。MX MASTER 4はUSBレシーバーがUSB Type-C対応のLogiBoltレシーバーになったので、USB Type-AとType-Cの変換アダプタを確保して接続。

MX Master 3-4 top MX MASTER 3と4の上面。
形状はさほど変わらないけれど大きく違うのは表面仕上げ。
4はラバーコーティングでなく細かい凹凸仕上げに変更されたので
3のような磨耗や変色が発生しにくいことを期待している。
MX Master 3-4 bottom MX MASTER 3と4の底面。
かなり形状が変わった。4ではソールが大型化。
MX Master 3 weight MX MASTER 3の重量は実測で143gだった。
MX Master 4 weight MX MASTER 4の重量は実測で151gだった。
3より少し重くなっている。

MX MASTER 4はサイドボタン部分のレイアウトが少し変わって、3では左下にあったジェスチャーボタンが4では進むボタンの前に移動。加えて、左側面に触覚フィードバックボタンが追加された。ここを押すとデフォルトではAction Ring機能が発動するようになっていて、Action Ringにより各種ショートカット操作が行えるようになる。ただ、MX MASTER 4を持ち上げようとすると、時々、掴む強さにより触覚フィードバックボタンが反応してしまい、意図せずAction Ringが起動してしまうことがある。実害はさほどないけれどややうっとうしいので、Logi Options+上で触覚フィードバックボタンが反応する強度を変更して対処。

MX MASTER 4のホイールは3と同じくMagSpeedスクロールホイールを採用しているが、3より改良されたようで、ラチェットモードと超高速モードの切替がスムーズになった。切替音もほとんど聞こえない。3と異なり、4ではラチェットモードでのラチェットの強さを調整できるようになっているが、これはデフォルトのままでちょうどいい感じだったのでそのままにしている。

MX MASTER 3sに続いて、MX MASTER 4も左右ボタンが静音ボタンになった。静音ボタン採用のマウスを常用するのは初めてでクリック音が聞こえなくなったのには少し違和感があったけれど、使用開始からしばらくすると慣れてきた。なお、左右ボタン以外のホイールクリックを含めた各ボタンは静音ボタンではないのでそれなりにクリック音がする。

MX MASTER 4で少し重くなったことと底面のソールが大型化したことが影響しているのか、MX MASTER 3と比べるとやや滑りが悪くなった感じがあり、操作していて少し気になるので対処を行ってみた。

MX Master 4 sole ソールの上からAirpad Soleの小さいやつを貼り付けてみた。
見た目はイマイチだが、かなり滑りが良くなった。

この対処で滑りはかなり良くなったけれど、良くなりすぎた感じもある。とりあえず、しばらく様子見。

MX MASTER 4はマウスとしては高価な部類(定価21800円)だけれど、MX RevolutionからMX MASTERシリーズを引き続き使用してきた僕としては、やはり手を出して良かったと思う。高速スクロールホイール等の各種独自機能は他の製品と代えがたいものがあるのだ。

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