たまたま、金銭的に多少余裕が出たので、サーバAyakoのHDDのSerialATA化を進めることにした。
ただ、あまり高価なものには手を出せそうになかったので、とりあえず、
AyakoのシステムHDDをSerialATA化することで我慢することとした。
購入したHDDは日立のHDT722525DLA380。SerialATA II 3Gbps対応の250GB HDDである。
それまでシステムHDDとして使っていたSeagateのST3250823Aで同じく250GBであったのだが、
SerialATA変換ブリッジにてParallelATAをSerialATA化していたので、
その場しのぎな感じがしていまいちすっきりしなかったのだ。ただ、
このST3250823A自体はそのままバックアップ用として使用を継続し、
それまでバックアップ用に使っていた日立HDS722525VLAT80を取り外すことにした。
HDDの内容の移行作業はさほどトラブルもなく完了したので、
浮いたHDS722525VLAT80をサブマシンMamikoへ搭載することにしたのだが、
フォーマット中にシステムログに大量にエラーが記録されていることに気づいた。Hitachi Drive Fitness
Testにてチェックしてみたところエラーが検出され、ゼロフィルやセクタリペアも失敗。また、
S.M.A.R.T機能でエラーも報告されてしまった。中々、まずい状況である。ただ、
全くデータをロストすることがなかったのは不幸中の幸いというところか。
一応、この時点でまだHDDとしては認識されていたので、試しにUSB変換した上でPCに接続して、
HDDTuneでエラースキャンをしてみたところ、以下のような感じになった。
緑色のところが正常なエリアで、赤いところがエラーが発生するエリアである。
まさかここまで盛大にエラーが発生しているとは思わなかった。エラー率77%超らしい・・・。
ここまで盛大にエラーになっているので、物理的にクラッシュしたんじゃなかろうかと考えて分解してみたのだが、
残念ながら物理的なクラッシュの痕跡は発見できず。購入直後から、
サーバの電源を落としている時間以外はずっと回しっぱなしにしていたHDDなので、
Mamikoに搭載するまでの数日の間寝かしておいたことが思わぬ影響をもたらしてしまったらしい。
さて、このHDS722525VLAT80はどうしたものか。一度分解してしまっているから、金属ゴミに出すしかないかなぁ。