うちのNinja1000SXについて、以前からパワーチェックを行ってみたいと考えていた。特にチューニング等は行っていないけれど、実際の出力がどのような感じになっているのかについて興味があったのだ。
自宅から比較的近いレッドバロンではACIDMという機械でパワーチェックが可能だけれど、既にレッドバロンの会員資格を失っていることもあり、以前にFireStormでパワーチェックを受けたことがあるダイノマシンが設置されている店舗を探してみたところ、自宅から近い範囲には対応ショップはなかったけれど、少し離れた距離にはダイノマシン設置店舗がいくつかあった。
見つけた店舗のうちの1店舗は何度か立ち寄ったことがある店舗で、まずはその店舗に電話をかけてパワーチェック可能かどうか確認してみた。その店舗では一旦チェックの予約は受けてくれたのだけれど、チェックを受ける車種がNinja1000SXであることが分かるとチェック不可ということになった。最近の車種ではパワーチェックを行うと何が起きるか分からないため対応できないらしい。どうやらパワーチェック中には後輪は回るのに前輪は回らないのでバイクがエラー状態になり、その対応が出来ない気配。
もう一つの店舗は自宅からやや離れたところにある10FACTORYという店舗で、ECUチューニング等の各種チューニングに対応している店舗である。10FACTORYに電話をかけてみてNinja1000SXのパワーチェックが可能かどうか聞いてみたところチェック可能との返答があった。なお、パワーチェックを行うことでホイールエラーが出てしまうかもしれないが、このエラーは消去できるだろうとのことであった。電話をかけた時間帯は昼間であったので、もしかすると当日のチェックが可能かもしれないと思い確認したところ、夕方16時過ぎならチェック可能とのことであった。自宅から10FACTORYまではだいたい1時間ほどの距離なので、十分に間に合う。早速、チェックを予約。念のためタイヤの空気圧が正常であることを確認した上で、予約時間に間に合うように出発。少し早めに出発したこともあり、やや早めに到着。
10FACTORYに到着してから少し待ち、バイクの状態等を記載する書類に記入を行ってから、Ninja1000SXはダイノマシンへ移動されてパワーチェックが開始された。
うちのNinja1000SXはまだパンク歴がないので大丈夫だとは思っていたけれど、リアタイヤに小さな金属片のようなものが刺さっているのを見た記憶があるのでチェック中はビクビクしつつ見ていた。特に問題なくチェックが完了できて一安心である。メカニックさん曰く調子も悪くないのではとのこと。ただ、やはりホイールエラーは発生してしまっていて、OBDⅡコネクタ経由で接続するエラーキャンセルツールで対応してみるとのことであった。OBDⅡのコネクタは赤いコネクタでシート下にあるはずとのことであったが、ぱっと見でシート下にはそれっぽい赤いコネクタを発見できず。ふと思いついてシート下に設置しているドライブレコーダーの位置をずらしてみたところ、赤いコネクタを発見。ツールを接続してもらい、無事にエラーをキャンセルできた様子。
パワーチェック完了後にチェック料金を支払い結果のプリントアウトをもらって、少し雑談をしてから10FACTORYを後にして帰宅。帰宅時のNinja1000SXの調子はいつもと変わりなく一安心である。
前からパワーチェックを行ってみたかったので、今回は無事に実行できて良かった。比較的おとなしく走っているうちのNinja1000SXもぶん回すとかなりワイルドになるのを見て、新鮮な感じであった。