うちのNinja1000SXについてはアクセサリーソケットにAnker製の2ポートUSBカーチャージャーを装着しているのだが、車用の製品なので、防水性能はない。不意に雨に降られたりしてアクセサリーソケット周辺が濡れてしまう可能性があり、そのまま使うには不安があったので、防水のためカバーを装着することにした。
防水カバーとしては、ゴム板で自作するとか、ナイロンの布で自作したりするなど、いくつか方法を考えたのだが、最終的に、既製品で防水カバーとして流用できそうな製品を見つけたので、それを採用することにした。採用したのは、キジマ製の配線カバーMという製品である。配線カバーMの寸法が12x32x100mmで、Ninja1000SXのアクセサリーソケット部分の外径が約32mmなので、うまい具合に装着できるのではないかと考えたのである。実際に試してみたところでは、まさにジャストフィットであった。ただし、防水カバーとして使うには長すぎるので、20mmほどカットして使用することにした。
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配線カバーMを装着した状態。 |
配線カバーMからUSBケーブルを出している部分についてはそれなりに隙間があるので、当初はスポンジ等で隙間を埋めることも考えたのだが、そこまで密封する必要もなさそうだし、あえて、隙間を埋めないことにした。その代わりに、配線カバーMの一部に小さめの穴を開けておくことにした。もし水が入っても、穴から水を逃がすことができて、内部には水がたまらない、という理屈である。
上の写真では配線カバーMに常用しているレーダーの電源ケーブルのみ通した状態だが、もう一本USBケーブルを通すことも可能なのは確認済み。カバーにUSBケーブルを通すのは少し面倒になるが、無事に通すことができた。