現在、仕事で使用しているキーボードはFILCOブランドのMajestouch TenkeyLess FKBN91M/NB(以下FKBN91M)で、去年にキーキャップ入れ替えを実行して以来、特に問題なく使用できていた。しかし、最近になって一部のキーについてチャタリングが発生するようになり、さすがに対処が必要になってきた。キーボード自体の買い換えを行うという選択肢もあったけれど、問題となっているのは一部のキーだけなので、今回は修理を行うことにした。
FKBN91MはCherry茶軸スイッチを採用したキーボードなので、問題のキーに対応するスイッチを交換すれば問題解決できると考え、茶軸スイッチを通販にて発注。1個だけの発注はできず10個セットでの購入となり、送料込みでの価格は1600円弱だった。キーボード買い換えのことを考えればだいぶマシだとはいえ、あまり安くはない。
この時点でチャタリング頻発を確認できていたのは「O」キーだったので、FKBN91Mを分解してキーボードベースを取り出し、「O」キーに対応するキースイッチの交換を行うことにした。
実は、「O」キーのキースイッチ交換後、動作確認中に他のキーでもチャタリング発生を確認したので、そちらもキースイッチを交換していたりする。キースイッチを10個単位で購入したので、まだ交換する余裕があってよかった。
今回の修理で、無事にチャタリングを解消できた。FKBN91Mは購入してから6年以上経っているが、購入直後の初期不良交換以外は大きなトラブルもなく使えている。ただ、次にトラブルが発生した場合はさすがに買い換えるかもしれない。