これまで何度か車載動画を撮影したのだけれど、カメラとしてRX100等といった普通のコンデジを使用していた。カメラの故障防止のためバイクからの振動や路面からの振動の対策を行ってきたのだが、バイクからの振動対策はある程度有効ではあったものの、路面からの振動を上手く遮ることはできず、かえって振動を増大させている面もあった。このあたりの根本的な対策として、振動に強いカメラを採用し、マウント方法を簡素化することで何とかなるのではないかと考えた。
振動に強いカメラとして、いわゆるアクションカムに分類される製品であれば問題ないのではと考え、情報収集。その結果、SONYのHDR-AS200Vを選択。HDR-AS200Vにはリモコンは同梱されていないが、スマホでリモコン同等の機能を実現できることが分かったので、これを選択。
HDR-AS200Vをバイクに取り付ける方法は、これまでと同じようにRAMマウントを使用。一旦、この状態で撮影テストをしてみたのだけれど、振動があったので、マウント方法を工夫してみることにした。
この状態で撮影テストを行ってみたのだけれど、以前よりバイク本体からの振動の影響が大きくなってしまった。このため、元の構成(RAMマウントのフォークステムベースを使用)に戻すことにした。
で、フォークステムベース経由でマウントして撮影してみた動画はこんな感じ。
幾分振動が残っているが、以前よりはかなりマシな感じがする。
ちなみに、アクションカム自体には少し前から興味があったのだけれど、手を出しづらかった理由の一つが映像の歪曲であった。アクションカムでは画角を優先した製品が多く、歪曲を補正している製品もない様子。HDR-AS200Vも同じく歪曲補正がないのだけれど、画角切り替えで120度設定にすると軽減できそうに思えたので手を出してみた。ただ、実際にHDR-AS200Vを使ってみると、やはり歪曲があるけれど、何とか許容はできそうな感じ。
まだ振動対策に改良の余地はあるけれど、何とか工夫してみたいところ。購入自体は正解だったと思うし。