仕事柄、仕事道具となるPCの入出力機器にはこだわりがある。入力機器であるキーボードとマウスについても気に入ったシリーズを長く使ってきたのだが、さすがにキーボードの傷みが気になってきた。キーボードとしての機能について問題はないものの、キーキャップの傷みが進んで、一部のキーについては印字がほとんど消えてしまっていることが気になったのだ。で、対処を行うことにした。
(以下、本文内にやや汚い画像があります。ご注意下さい)
現在使用しているキーボードはFILCOブランドのMajestouch TenkeyLess FKBN91M/NBで、購入日が2009年2月なので5年以上使っていることになる。これだけの期間を仕事で使うと、さすがにキーキャップに傷みが目立ってくるのは仕方ない。このFKBN91M/NBより前に使っていたキーボードでも、キーキャップがかなり痛んできたのでキーボードごと買い換えることにし、FKBN91M/NBを購入したのだけれど、今回は、キーボード自体の機能に問題が無いことから、キーキャップを入れ替えて対処することにした。
交換するキーキャップは、FILCOブランド取り扱い元のダイヤテックから通販限定で販売されている「2色成形カスタムキーキャップセット」を選択。このキーキャップは2色成形なのでキーキャップ上面部分の印字が消えることはないが、その代わり結構な値段(5000円超)が付いている。購入価格は、同時に購入したキープラーと送料を合わせて6400円程度。FKBN91M/NBと同等の新品キーボードを購入するよりは安いとはいえ、そんなに安くない。なお、このキーキャップセットはフルキーボード(108キー)用で、テンキーレスなキーボードではテンキー部分のキーキャップが余ってしまう。テンキーレス向けのセットも販売して欲しいところだ。
発注してしばらくしてから配達されてきたので、キーキャップ入れ替え作業を開始。
キーキャップを入れ替えてから、キータッチと打鍵音が変わったのと、少し違和感があることに気がついた。
キータッチ・打鍵音の変化については、キーキャップ自体の重量が重くなったことと造りが変わったことが影響しているのではないかと思う。Cherry茶軸の特徴である軽めのクリック感がさらに軽くなった感じで、打鍵音はやや重めの音に変わった。これらの変化については特に気にならないというか、より好みの方向に変わったという感じである。
違和感については、キーキャップ形状の変化が影響しているのではないかと思う。キーボード3列目(Qの列)と4列目(Aの列)がキーキャップ交換前より少し高くなっているので、そこが違和感の原因のようだ。これは、まだ気にはなっているが、慣れてくると気にならなくなるかもしれないので、しばらく様子見。
あと、キーキャップの色が黒から濃茶に変わったのでキーボードがツートンカラーになった。2色成形キーキャップは成形の都合で黒が採用できなかったのかもしれないけれど、やはり元の色に合わせて欲しかった気がする。これについては仕方ないので我慢。