以前にLEDテール・ストップバルブを購入したことがあるメーカーから時々新製品情報が届くのだが、少し前に届いた新製品情報の中に、そこそこ魅力的な製品の情報があった。少し迷ったが、思い切って手を出してみることにした。
購入した製品は、10.5W級を謳うLEDテール・ストップバルブ(以下、新LEDバルブ)である。ノーマルバルブのフィラメント位置に近づけたLED配置を行ってあるという製品であった。
左から、ノーマルバルブ・しまりす堂三代目LEDバルブ・今回購入した新LEDバルブである。確かにそれっぽい位置にLEDが配置されている。なお、この新LEDバルブは1.5W級LEDを合計7個(バルブ端面に1個・バルブ周囲に6個)搭載している。1.5W×7で10.5W、ということらしい。
購入後、各バルブの点灯状態を比較してみた。明るさの比較のため、撮影条件を暗めに統一して写してある。
今まで何種類もポン付け対応のLEDテール・ストップバルブを購入して試してみたが、ノーマルバルブの明るさとリフレクタへの反射度合いを上回った製品は今回の新LEDバルブが初めてである。かなり明るくて良い感じである。ただし、テール点灯時が明るすぎる気がする。テール点灯時にはもう少し暗めに点灯して、テール・ストップ点灯の明るさの差をもっと出して欲しいのだが、これはわがままな願いだろうか。
ちなみに、この新LEDバルブは「10.5W級」を謳っているが、実際にはストップ点灯時の消費電力は約3W(12V0.25A)、テール点灯時には約0.6W(12V0.05A)である。しまりす堂三代目LEDバルブについては、ストップ点灯時に1.2W(12V0.1A)、テール点灯時に0.12W(12V0.01A)であった。消費電力の差ほどには明るさの差を感じないところから、しまりす堂三代目LEDバルブは電力効率が優秀なのだろう。