例によって衝動的に、サブマシンMamikoの電源を換装。換装理由は、もうすこし出力に余裕を持たせたかったのと、ケース上部の熱溜まり解消のためである。
出力に余裕を持たせるとはいっても、Mamikoの構成からするとさほど大容量の電源は必要ないので、少し余裕を持たせる意味で500Wタイプの電源にすることにした。500W程度の出力でストレート排気タイプの電源はいくつかあったけれど、変換効率の高さを考慮して80PLUS認証付きの電源の中から選択することにした。Antec製のEarthWatts EA-500とか、NeoPower500にも惹かれたのだけれど、最終的に、Seasonic製のSS-500ESに決定。
換装作業はさほど引っかかる点もなく完了。ただし、SS-410CよりSS-500ESの方がSATA電源コネクタの数が少ないので、マザーボード付属のペリフェラル4ピン→SATA電源への変換コネクタを引っ張り出してきて対応。
換装後、正しく起動できることを確認しつつ、いつものようにワットチェッカーを使って消費電力を確認してみた。
SS-410C
SS-500ES
スタンバイ時
4W
4W
起動時
309W
292W
アイドル時
183W
175W
多少、誤差はあるにしろ、予想以上に消費電力が下がって少しびっくりである。SS-410Cは、80PLUS認証付きの電源ではないけれど変換効率は良い方の電源だと考えていたので、消費電力はあまり変化しないと予想していたのだ。ケース上部の熱溜まり解消のために取り付けていたブロアーファンを使う必要がなくなった分、消費電力は減ったはずだけれど、このファンは2Wも食っていなかったはずなので、やはり、電源自体の変換効率の差が消費電力の差となって現れたのであろう。ある意味、副産物ではあるけれど、消費電力が減ること自体は歓迎できる点なので、良しとする。