うちのサーバーPCであるKanaについては少し前から構成更新を検討していて、CPUにはCore i3-9100を採用することを決めていたのだけれど、なかなか、Core i3-9100を入手することができなかった。国内ではスポット的に店頭に入荷することがまれにあったものの、通販では希望価格よりかなり上乗せされた価格でもないと入手できない状況であった。そんな折、たまたまAmazon.comを見ていたところ、Core i3-9100が入荷予定との表示があったので、思い切って発注してみることにした。
Amazon.comで実際に発注したのは8月12日で、その時点では、Amazon.comへの入荷予定が8月27日頃となっていた。特に急ぐ必要は無いと考えていたので、発送方法は最も安価なAmazonGlobal Standard Shippingを選択。Core i3-9100自体の価格が13441円（122.99ドル）、送料が680円となっていた。発注時点での到着予定は9月11～17日とされていて、それなりに時間がかかるので、もし、入荷日より前に国内で入手可能になっていれば発注をキャンセルつもりであった。
発注の翌日にAmazon.comから入荷が早まったので到着も早くなる、という連絡があった。当初の到着予定が9月11～17日であったのが、8月28～29日となり、かなり日数が短縮された。この時点でも国内の通販サイトには正当な価格でCore i3-9100が並ぶことがなかったので、そのまま待つことにした。
以下、時系列で列記してみる。
- 8月17日22時 Amazon.com拠点から出発（カリフォルニア州サクラメント）
- 8月18日7時 Amazon.com拠点から出発（イリノイ州ロックフォード）
- 8月18日11時 Amazon.com拠点に到着（ウィスコンシン州ケノーシャ）
- 8月19日5時 Amazon.com拠点から出発（ウィスコンシン州ケノーシャ）
- 8月19日10時 キャリア拠点に到着（イリノイ州シカゴ・オヘア空港）
- 8月19日13時 キャリア拠点から出発（イリノイ州シカゴ・オヘア空港）
- 8月22日10時 税関手続き開始（成田空港）
- 8月22日13時 キャリアにて保持（成田空港）
- 8月23日11時 税関手続き再開（成田空港）
- 8月23日12時 税関手続き完了（成田空港）
- 8月26日13時 日本郵便に引き渡し（成田空港）
- 8月26日15時 日本郵便に到着（成田空港）
- 8月27日16時 自宅に到着
Amazon.comで追跡したところではキャリアとしてApexという業者が荷物を取り扱っていることになっていたのだが、Apexという業者への連絡先が見つからなかったので心配になっていた。実際には、ApexとはECMSという業者のことを指していたようで、ECMSのサイトからも荷物の追跡が行えるようになっていた。
上の時系列での表記で8月22日に「キャリアにて保持」（Held by carrier）となった原因は、こちらのミスであった。Amazon.comにアカウントを登録した際に、電話番号の登録を間違っていて、日本国内で有効な電話番号になっていなかったのだ。この件についてはECMSからの指摘があり、正しい電話番号を連絡。Amazon.com側でもアカウントの修正を行っておいた。8月23日は金曜日であり、税関の手続きがが完了したものの、次が土曜日だったためか、荷物の動きが止まってしまった。ここで、少し日数をロスしてしまった。
最終的には、Core i3-9100はAmazon.comに入荷してから10日で自宅まで届いたことになる。Amazon.comを利用したのは今回が初めてであったのだが、この日数で届くようであれば、国内で入手が困難なものがあった場合には、また利用してもいいかもしれない。
 | 届いた箱はこんな感じだった。 |
 | 箱の別の面には税関告知書CN22が貼り付けられていた。 |
 | 箱を動かすと音がしたので嫌な予感がしたのだけれど、 |
ちなみに、しばらくしてからAmazon.comを覗いてみたところでは、Core i3-9100は品切れしていて、さらにしばらくすると、マーケットプレイスで出品されていた。Core i3-9100の希望価格はアメリカでは122ドルあたりで、僕が入手した際の価格もほぼその通りだったのだが、マーケットプレイスでの出品は180ドル以上の値段になっていた。今回は、多少待たされたものの、運良く希望価格に近い価格でCore i3-9100を入手できたことになる。ついでに言うと、購入価格が日本円で16666円未満だったので、関税・消費税ともかからなかった。税金がかかると思っていたため意外だったのだが、そういうものらしい。
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