前からタブレットには興味があったのだが、特に明確な使用目的があるわけでもないし、高性能なモデルはそれなりに高価なこともあって、手を出すには至っていなかった。そんな折、少し予算に余裕があったので何かに手を出そうと考えていた時期にGoogle Nexus 7の2013年モデル（以下Nexus7）が発売された。魅力的なスペックで、かつ、さほど高価でもない価格に惹かれて、ついに手を出してしまった。

今回、購入したのはNexus7の内蔵メモリ32GBモデル、WiFi対応でLTE非対応のタイプである。購入を決意した時点ではまだLTEモデルは発売日未定だったし、LTE非対応であっても自宅内の無線LANやスマホのテザリングでインターネット接続はできるので特にLTE対応が必要とは思わなかった。購入しようと考えて店舗を回ったのは発売開始されてから3日ほど経った週末だったので、既に32GBモデルの在庫が切れている店もいくつかあった。何とか店頭在庫を確保し、液晶画面保護フィルムと純正プレミアムカバーも購入。各種セットアップ作業も実行し、使用可能な状態に持ってこれた。

Nexus7は、発表されているスペック的には現在使用しているスマートフォンSH-02Eと画面解像度以外は同等なので、使用感も似たような感じ。十分以上にきびきびと動作してくれる。AnTuTuでのベンチマーク結果も似たような結果だったが、RAM回りの数値がSH-02Eよりやや低めに出た。これはメモリ構成の違いの影響なのか画面解像度の違いの影響なのかは分からない。画面解像度は7インチWUXGAでかなり精細かつ十分な発色で良い。本体サイズは、手が小さめの僕でも何とか片手でホールドできるサイズ。これ以上大きくなると使いにくくなりそうなので、ちょうどいい感じである。

ちなみに、Nexus7購入時に同時に購入した液晶画面保護フィルムはエレコム製のノングレアタイプのフィルムであったのだが、これの反射防止性能はとても満足できるレベルではなかったので、改めてASDEC製のノングレアフィルムを購入して貼り替え。これの反射防止性能はかなりハイレベルでかつ使い勝手も悪くない。

あと、気になったのがセットアップ時にGoogleアカウントの同期が行われた際に、SH-02Eにインストールしていた各種アプリ類もインストールされた点。これの扱いが少し心配ではある。無料アプリ類は大丈夫だろうけれど、ライセンスが関係する各種有料アプリ系もインストールされたし、SPモードメール等のDocomo系のアプリもインストールされてしまった。これについては改めて調査予定。