2020年9月から予約受付がスタートし、2020年11月12日から販売が開始されたPlayStation5（以下PS5）について、特に急ぎでプレイしたいPS5専用ソフトはなかったものの基本的に新しい物好きな僕としては購入したいと考えていた。しかし、実際にPS5を購入できるまでには長い時間がかかってしまった。

2020年9月頃に先着順で予約開始した通販サイトではすぐに予約終了してしまったし、いくつかの店舗で抽選予約に申し込んだものの全滅。結局、発売日に入手することはできなかった。発売開始から少し待てば購入可能になると気楽に考えていたが、PS5の極端な品薄状況はずっと続き、ほとんどの店舗では継続して抽選販売が行われた。抽選倍率を明らかにしている店舗はほとんど無かったが、かなりの高倍率であったと思われる。極端な品薄のため転売者が乱立する事態になり、各店舗では転売対策のため購入制限を付けるようになった。それでもいくつかの店舗では抽選販売に申し込むことができたので、抽選販売に申し込み可能なものについては全て申し込むという体制で、抽選に外れてはまた別の抽選に申し込む、という状況がしばらく続いた。

40件以上の抽選に外れまくって今年度内にPS5を入手できるかどうか怪しいと考えるようになった頃、ようやく、地元のエディオンから抽選販売に当選したとの連絡があった。当選したのがエディオンで助かった。自宅へPS5を持って帰るのがエディオンからだとかなり楽だったからである。PS5一式はかなり重いとの情報があったので、キャリーカートを持参して店舗から持ち帰った。

PS5の内蔵SSDは超高速な代わりに容量が少ないため、内蔵SSDはPS5用とすることにし、PS4関連のデータは全て外付けSSDに配置することにした。PS5の購入が確定した時点で、外付けSSDとしてSanDisk Extreme Portable SSDの1TB品を発注。これはまもなく届いた。

念のためPS4 Proのデータをバックアップしておいた上でPS5のセットアップを開始。PS5のセットアップ中には同一ネットワーク上にあるPS4からデータを移行することができるのだが、セットアップ中にPS4のデータやアプリを外付けSSDに配置できるか分からなかったため、セットアップ中のデータ移行は行わなかった。

セットアップ完了後、外付けSSDを接続してPS4用としてフォーマットし、改めてPS4 Proからデータ移行を行った。PS5上でPS4のソフトを正常に起動できることを確認できたのでPS4 Proは引退させることにした。

PS5はやっぱりでっかい。PS4 Proもそこそこ大きいが、それよりもさらにでかい。

まだPS5専用ソフトは未プレイという状況であるが、PS4用ソフトをプレイする際にもPS5のメリットを十分に感じることができる。データロード時間がPS4より短いので快適だし、PS4 Proのようにファンノイズが大きくなることもない。購入して良かった。ただ、まだPS5上での×決定○キャンセルの操作系には慣れていないので少し混乱する。最近のPS4用ソフトでは本体設定により×決定○キャンセルの操作に対応しているが、それより前のソフトだと○決定×キャンセルに固定されているものが多いのだ。

PS5について、構成面で一つだけ残念な点があった。PS5にはPS4 Pro等と同じく付属品としてHDMIケーブルが付いてくるのだが、このケーブルが短めなのだ。PS4では2m（1.8m？）ほどの長さのHDMIケーブルが付いてくるが、PS5については1.5mほどの長さのHDMIケーブルが付いてくる。設置位置の都合で1.5mのケーブルだと余裕がないため、別途、2mの長さのHDMIケーブルを調達して使うことにした。

引退させたPS4 Proについては内蔵していたSSDを元のHDDに戻して完全初期化し、売却予定。PS4 Proの初代機ではあるが問題なく動作するし、既にPS4 Proの生産は終わっているため、そこそこの値段が付いてくれることを期待。ちなみに、内蔵していたSSDは別用途で使用予定。