前回の仕事である程度の成果を上げることができ、報奨がありそうな感じであったため、その結果次第では何か買い物をしてみようかと考えていた。正直言ってさほど期待していなかったのだけれど、予想以上に報奨があったため、思い切って、前から気になっていたRD-A600を購入することにした。
RD-A600を購入したいと考えた理由は以下の通りである。
- デジタルチューナ2基搭載
- 操作レスポンスの向上
- i-Link入力対応
- DTCP-IP対応DLNAサーバ機能
その他、大きな違いとしてRD-A600はHD-DVD搭載という点もあるのだが、僕はどちらかというとBlu-ray派なのでこの点についてはあまり重視しなかった。
購入を決断した時点で、RD-A600の通販での最安値は15万ちょっとというところであった。以前に通販で日立製DV-DH1000Wを購入したあとでトラブルに見舞われ、面倒なことになったので店頭で購入したいと考えていたのだが、さすがに価格面でかなりの差があったため、リスク覚悟で今回も通販での購入にすることにしようかとも考えた。しかし、神戸Sofmapにてポイント還元を考慮すると通販での最安値に迫る価格の提示があり、在庫もあるとのことで、少々迷ったけれど、思い切って購入。配送してもらうと届くのが平日になりそうだったので、固定用の紐をもらって、FireStormのリアシートに固定して持ち帰りを実行。10kgを超えそうな荷物を持って帰るのはさすがにちょっと怖かったけれど、何とか完了。RD-X6で録画していた番組を消化してから、RD-A600をTV台の中に設置し、配線。
以前は上からJC-5000・RD-X6・NV-DHE20の順で配置していたのだが、RD-A600はRD-X6より高さがあり、同じレイアウトが難しそうであったので、TV台の棚板の高さを調整した上で、上記配置となった。
とりあえず、一週間ほどはRD-A600を試用期間扱いとし、RD-A600とRD-X6の双方とも予約設定を行い様子を見てみた。その結果、特に問題なく動作しているようだったので、RD-X6の方は引退させることにした。
RD-A600の使用感は、事前に得ていた情報通り、RD-X6と比較すると各種操作に対するレスポンスの向上が確実に感じられる。体感では、倍速以上というところだろうか。ただ、確実に快適にはなったけれど、もう少しがんばって欲しいところもないわけではない。画面表示だけではなく、ネットdeナビのレスポンスも確実に向上。以前ほどはネットdeナビを使用する頻度が高くないけれど、速いに越したことはない。
やはり、僕的にはデジタルW録ができるようになった点が最大のメリットである。RD-X6ではデジタルチューナ1基なので物理的にデジタルW録はできなかったため、これまでは、予約時間が被った番組についてはどちらかをアナログ録画にせざるを得ない状態であった。アナログ録画だと画質がかなり落ちる上に、プロ野球中継等で放送時間がずれることへの対応がやや面倒であったのだが、デジタル放送ならたいていの場合放送時間のずれを自動認識してくれるので、録画予約の設定がかなり楽になった。RD系のレコーダでデジタルW録対応の機種はそこそこ前から出ていたけれど、デジタルW録中の各種制限が嫌だったので手を出さなかったのだけれど、RD-A600ではデジタルW録中の制限がかなり緩和されたのも購入を決断した理由の一つである。
i-Link入力対応については、CATVのHDD内蔵セットボックスJC-5000との連携を行えそうだったので惹かれた機能である。JC-5000内にため込んだままのHD画質の番組があったので、これをHD画質のままディスクに落としたいと考えていたのだ。ただし、現時点ではJC-5000からRD-A600へのi-Link経由ダビングは正常に動作しない。単純に失敗するどころか、RD-A600へは番組が届かずJC-5000内の番組も中途半端に消えてしまうという、最悪に近い状態である。Rec-POTを間に挟んでやる(JC-5000からRec-POTへムーブしてから、Rec-POTからRD-A600へムーブ)とうまく行くらしいので、Rec-POTの導入を検討中であったりする。
ちなみに、今回RD-A600のおまけとして「スタートキット」と、HD DVD-Rお試しディスク3枚セットが付いてきた。スタートキットには、2mのHDMIケーブル、日立マクセル製HD DVD-Rメディア1枚、あと、HD-DVDソフトとして「ソードフィッシュ」という映画のソフトが入っていた。まだ、「ソードフィッシュ」は見ていないけれど、時間が取れ次第、見てみる予定。HD DVD-Rお試しディスクセットには、三菱科学メディア製の HD DVD-RメディアとHD DVD-R DLメディア、日立マクセル製のHD DVD-Rメディアが入っていた。このお試しディスクセットには「RD-A1ご購入記念」との記載があるので、どうやら余っていたのを付けてくれたのではないかと予想。メディアがあるに越したことはないので、有り難いことである。
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