Home > PC > サブPC&作業用PC、構成更新。(2022/03)

サブPC&作業用PC、構成更新。(2022/03)

  • Posted by: おりおん
  • PC

先日に行った4Kモニターの換装の影響でサブPCであるAi作業用PCであるSaoriの画面表示が不安定になり、とりあえずAiの方だけ仮対処で対応したのだけれど、早めに問題を解決したくなり、AiとSaoriの構成を変更したくなった。で、調査を開始。

AiとSaoriの画面が乱れる原因がDisplayPortのバージョン混在ではないかと予想していて、とりあえず、Aiについてはビデオカード搭載で回避していた。そこで、AiのCPU・マザーボードを更新してDisplayPortのバージョンを1.4に更新して、Aiから外したCPU・マザーボードをSaoriに移植してビデオカードも搭載することでSaoriの方のDisplayPortのバージョンを1.4に上げるという対応を行えば各PCとも画面が乱れる事がなくなると予想し、Aiの構成更新を前倒しで行うことにした。

Aiに搭載するCPUについてはAlder Lake世代のCPUの中からCore i3-12100を選択。これまで搭載していたCPUがCore i5-9600KだったのでCPUのグレードとしては下がった感じであるが、あちこちで公開されていたベンチマークの結果からCore i3-12100の性能がCore i5-9600Kを上回っている事を確認したので、Core i3-12100を採用することにした。

Aiに搭載するマザーボードについては少し迷ったけれど、最終的にASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4を選択。型番から分かるようにB660チップセット搭載でDDR4メモリー対応のマザーボードである。メインPCであるYuiについてはDDR5メモリーを採用したのだけれど、DDR5メモリーを使用すると消費電力が上がるという情報があり、24時間運用を行うAiでは消費電力を抑えたかったので、敢えてDDR4メモリー対応の製品を採用することにした。また、有線LANが2.5GbE対応なのが必須で構成的に安定側に振ってそうな製品という条件を満たす選択肢は実質的にこのTUF GAMING B660M-PLUS D4一択であった。メモリーについては一旦現状のメモリー(CorsairのDDR4-2666規格のやつ)をそのまま流用することにした。CPUクーラーはこれまで使っていた無限Ⅲを流用したかったけれど、無限ⅢをLGA1700対応にすることはできない気配だったので、同じくサイズ社のLGA1700対応CPUクーラーである虎徹ⅡREV.Bを採用。各パーツはいつものように通販で確保し、まもなく到着。

各パーツが届いたので、AIの更新を開始。今回はパーツが大幅に置き換わるのでWindows11をクリーンインストールすることにし、念のためシステムドライブの内容をバックアップ。その後で、いつものように一旦ケースから各パーツを取り外して、ケース本体・電源・流用するパーツは清掃し、新しいパーツ共々組み込み直し。簡単に動作確認を行った後で、Windows11のインストールと各種データのリストア・アプリ類の再インストールを実行。作業中、特にトラブルもなく、動作にも問題がないことを確認。OCCTやPrime95でのストレステストを実行してみたところいずれもエラー無しで1時間完走したので、安定性についても問題なさそう。

パーツ入れ替え前後でベンチマークを取ってみた結果は以下の通り。

    旧構成 新構成 倍率

CINEBENCH R23

CPU(Multi Core)

6290 8339 1.33
 

CPU(Single Core)

1188 1605 1.35

Geekbench5

Single Core Score

1196 1625 1.36
 

Multi Core Score

5508 6307 1.15

構成更新前後で、だいたい1.3倍というところか。旧構成(Core i5-9600K)が6コア6スレッドで新構成(Core i3-12100)が4コア8スレッドということで、同時実行スレッド数は新構成の方が多い事が影響しているかもしれないけれど、シングルコア性能の向上の方が影響が大きいのではないかと思う。

Aiから取り外したCore i5-9600KとTUF Z390M-PRO GAMING・ビデオカード(MSI GeForce GT 1030 2G LP OC)については、作業用PCであるSaoriに移植することにした。Saoriについても、Aiと同じように一旦システムドライブのバックアップを取ってから各パーツの取り外し・清掃・再組み込みを行い、Windows11のインストールを実行。Saoriの旧構成ではCPUがネックとなってWindows11がインストールできなかったけれど、Core i5-9600KはWindows11を動作させられるのでWindows10ではなくWindows11のインストールを行えた。インストール完了後、各種データのリストアとアプリ類のサインストールを実行。

Saoriについても更新が完了したのでOCCTでのストレステストを行ってみたのだが、あまりよろしくない状況が発覚。OCCTのLinpackテストを実行すると数分でエラーが発生し、その後で完全にシステムがフリーズする(リセットも効かない)状況になることが分かったのだ。CPUの冷却不足を疑い別のCPUクーラーを装着して試した見たが結果は変わらなかった。ここでふと気になったのが電源である。Saoriに装着している電源はFSPのAURUM SERIES AU-400で、電源の世代としてはやや古くて12Vがマルチレーン出力なタイプである。Saoriの旧CPUであるCore i7-7700KよりCore i5-9600Kの方が実際の消費電力が多くなっていて電源の12V出力がマルチレーンだと電力不足になっているのではないかと予想し、電源を更新することにした。

電源の更新については、一旦発注した電源でも同様の結果だったので相性保証を利用し差額を出して交換し、その際に方針を変更することにした。Aiに装着していた電源(KRPW-TI500W/94+)が使用開始から6年以上経過していたこともあって、これを新しい電源へと換装し、KRPW-TI500W/94+をSaoriに装着することにした。新しい電源としては、Fractal Design製のION Gold 560Wを選択。ION Gold 560Wは80PLUS Goldな電源で80PLUS TitaniumなKRPW-TI500W/94+よりは幾分効率が悪いと予想されたけれど、数W程度ならあまり気にするほどでもないと考え、ION Gold 560Wを採用。ION Gold 560Wは交換依頼を行ってからまもなく届いたので、AiにION Gold 560Wを装着し、KRPW-TI500W/94+をSaoriに装着。予想していたことではあるが、Aiの平均消費電力は僅かに悪化。とはいえ、平均25Wが平均27Wになったという程度なので、とりあえず気にしないことにする。

KRPW-TI500W/94+をAiに装着した際にもストレスチェックを行っていて問題が出なかったので、旧Aiとほぼ同じ構成になった現Saoriでも安定してくれることを期待したのだけれど、結果としては残念なことになった。OCCTのLinpackテストを実行すると数分でエラーが発生し完全にフリーズしてしまう。さらに原因を追及することも考えたけれど、とりあえず、様子見にすることにした。通常運用では特に不安定な様子はないし、ストレスチェックのような高負荷な状況は普段ではまず発生し得ないので、このまま運用しても問題ないと判断。

旧Saoriに装着していたCore i7-7700KとROG STRIX Z270G GAMINGについては実家PCへと移植することにしたのだけれど、実家PCは現時点でCore i7-4770KとGRYPHON Z87の組み合わせでメモリーの世代がDDR3 SDRAMであるので、DDR4 SDRAM世代なCore i7-7700KとROG STRIX Z270G GAMINGとの間でメモリーを使い回せない。このため、一旦Aiに装着していたメモリーを新しいメモリーと入れ替えて、浮いたメモリーを実家PCに装着することにした。新しいメモリーとしては、Team製のTPRD416G3200HC22DC01-Aを選択。DDR4-3200ネイティブ対応でヒートスプレッダ付きの製品はほとんどなく、この製品以外には入手できない気配であった。装着後、念のためAiのストレスチェックを再実行し、問題が発生しないことを確認。

今回の構成更新ではややドタバタしてしまったけれど、当初の目標であったDisplayPortのバージョン統一ができて、かつ、SaoriにもWindows11をインストールできたので、結果には不満はほぼ無し。Saoriの不安定さについては前述したように様子見状態だけれど、おそらく実害はないと思いたい。

Comments:0

コメントする

Home > PC > サブPC&作業用PC、構成更新。(2022/03)

Search

Feeds

Return to page top