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メインPC、構成更新(2013/06)

  • Posted by: おりおん
  • PC

先日、IntelからHaswellアーキテクチャの新CPUが発売開始された。Haswellアーキテクチャの一つ前にあたるIvyBridgeアーキテクチャについては、これまで使用していたSandyBridgeアーキテクチャから乗り換えたくなるほどの魅力を感じなかったのだが、そろそろ2年経つこともあり、今度のHaswellアーキテクチャなCPUには手を出してみたくなった。現時点でチップセットにエラッタがあるとの情報があり迷ったのだけれど、結局、手を出してみることにし、うちのメインPCであるYuiについて構成を更新することにした。

上記したチップセットのエラッタとは、Haswellアーキテクチャ対応のチップセット(Z87/H87等)のUSB3.0に関するエラッタのことである。スリープからの復帰の際にUSB3.0接続のデバイスを見失うことがあるらしく、ハードウェア的な問題なのでチップセット自体の修正が必要とのこと。このエラッタが修正されたチップセットを搭載したマザーボードが市場に出てくるのは早くて今年8月末頃になりそうということと、実害はさほどなさそうということで、思い切って手を出してみることにしたわけである。

更新するCPUとしてはCore i7 4770K、マザーボードはAsusのZ87 DELUXEを選択。この選択自体には特に意味があるわけではなく、上位のCPUと機能が多めのマザーボードという基準で選択。CPUとマザーボードとの同時購入割引が効いたので、購入価格は約7万円というところ。

前回のメインPCの構成更新の後に行ったケース換装以降、比較的時間が開いてしまったことでケース内は結構汚れていたので、構成更新作業のついでにケース内と各ファン・CPUクーラーの掃除も行った。このため比較的時間がかかったけれど、更新作業自体は問題なく完了。大幅にハードウェア環境が変わったので、Windows環境はそのまま移行するのではなく、各種バックアップを行った上で環境再構築を行うことにした。

今回も更新前後でベンチマークを取って、どの程度差が出るのか確認してみた。ベンチマークとしては、CrystalMark2004と、PCMark7を採用。PCMark7は都合により結果のみ。

  CrystalMark2004 PCMark7
更新前 cm-yui-201306 5247
更新後 cm-yui-201306-2 5855

更新前後でCPUのクロックが100MHzだけ上がった(定格3.4GHz→3.5GHz)が、さほど差が出ないのではと思っていたのだけれど、数値的には意外に差が出ていて少し驚いた。Haswellアーキテクチャになって、キャッシュ回りを含めていくつかの改良が行われたようなので、その影響だろうか。ただ、通常の使用状況で体感できる差はほとんど無し。

ちなみに、気になっていたチップセットのUSB3.0のエラッタについては、うちでの使用状況では問題なしとの結論に達した。試しにUSB3.0対応のUSBメモリを差したままYuiをスリープさせ、その後で復帰させてみたのだが、問題なく認識されていた。

なお、これまでのYuiで使用していたCPUであるCore i7 2600Kは、サブPCであるAiに移植。Aiに搭載していたCore i5-2500Kは、作業用PCであるKanaeに移植。Kanaeに搭載していたCPUであるCore i3-2125は、サーバMamikoに移植。Mamikoに搭載していたCore i3-2105と、旧Yuiに搭載していたマザーボードのP8Z68 DELUXEは、少々迷った結果、売却。

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