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「フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」導入。

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちでは、大家さんの許可を得て、自室に直接光ファイバーを引き込んである。これまではBフレッツファミリー100で契約していて、より高速な「フレッツ 光ネクスト」系へ移行したいと考えていたのだが、自宅住所でエリア判定すると「開通までしばらくお時間がかかります。 」との判定になり、無理なのかと考えていた。ふと思いついて、自宅住所の番地違いでエリア判定してみたところ、「最短1週間で提供できます。 」との判定になることが分かった。切り替え工事費無料キャンペーン中だったこともあり、思い切って切り替え工事を申し込んでみた。切り替え先は「フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」というもので、接続コストは前と変わらず、最高速度が最大1Gbpsというコースである。

工事の申し込み自体は昨年末(2012年12月末)に行ったのだが、本業が忙しい時期だったこともあり、確実に休みが取れそうな日曜日に絞って工事の予約をすることにした。最も早く予約出来る日時が2013年2月17日となっていて、その時期には本業が一段落している予定だったので、そのまま予約。

本業の方は何とかなり、無事に2月17日を迎える事ができ、NTTの担当の方がやってきた。最悪の場合は光ファイバー引き直しもありえるとの話を聞いていたけれど、既に予備工事を行っていたとのことで、マンション1FのMDF内での光ファイバー接続切り替えと、自室内での光ファイバー再接続・ONU交換で作業終了。作業時間は30分程度と、妙にあっさりと終わってしまった。工事終了後、インターネット接続が普通に行えることを確認した。

...ここからトラブルが続くことになろうとは、この時点では予想していなかった。

工事完了後、インターネット接続ができなくなる症状が発生するようになった。だんだんと発生頻度が上がっていき、ついには、一日のうちに何度も、数時間に渡って接続できない状況に陥るようになった。問題の切り分けを行うため、まずはプロバイダ側に問い合わせを行ってみたところ、プロバイダ側では特にトラブルは発生していないことと、ONUの光コネクタ部分での受光レベル低下の可能性があるのでNTTへ調査依頼を行うことを勧められた。確かに、インターネット接続不能になっている状態では、ONUのAUTHランプやPON/TESTランプが消灯し、光接続が切れてしまっている状態であった。早速、NTTのフレッツの故障関連の問い合わせ窓口に連絡。この時点ではまだ土曜日は出勤になる可能性があったため、3月3日の日曜に作業を行ってもらうことにした。

3月3日、NTTの担当の方がやってきた。自室内での調査の結果、光ファイバーの受光レベルが低いことが判明したようで、MDF内の光ファイバー接続の点検・再接続が行われた。一通り作業が終了し、インターネット接続も復旧し、そろそろ、担当者が引き上げるという段階になったときに、AUTHランプ・PON/TESTランプ共々消灯する症状が再発。再度、確認作業を行ってもらうことになった。その結果、自室までの光ファイバーの経路のうち作業が行われていなかった箇所があったことが判明。詳しい理由は不明なのだが、自室の光ファイバーは、電柱上の光クロージャ→マンション1FのMDF→マンション3FのIDF→2Fの自室、という、ややこしい経路をたどって引き込まれていることが判明。マンション3FのIDF内で必要な作業が手つかずであったらしく、ここも作業を行ってもらった。作業前では受光レベルが-25dBあたりだったのが、作業後は-20dBあたりまで向上。インターネット接続も復旧したので、担当者の方々には引き上げてもらった。

が、その夜のうちに、また症状が再発。本業が落ち着いていたので、作業に時間がかかっても大丈夫なように、有給休暇を取って3月5日の午前中から作業を行ってもらうことにした。

3月5日、NTTの担当の方が再びやってきた。前回の作業でONU自体の不良を疑っていたそうで、ONUの入れ替えが行われた。その上で、前回と同様、1FのMDFと、3FのIDF内での光ファイバー接続関連の見直しが行われた。光ファイバーの受光レベルは-15dbあたりまで向上し、インターネット接続も復旧。前回の作業でしばらく時間が経ってから症状が再現したこともあり、少し雑談をしながら様子をみていたところ、また、症状が再発。次は、マンション内だけではなく電柱上の光クロージャについても確認作業が行われることになった。そこでも接続不良があったらしく、再接続等の作業が行われた。自室での受光レベルは-10dBあたりにまで向上し、インターネット接続も復旧していたので、もう大丈夫であろうということで作業終了してもらった。

...しかし、まだ、トラブルは続く。

二度目の作業で、インターネット接続不能になる頻度はかなり低くなったのだが、だいたい2日に一度程度の頻度で再発していた。このまま我慢することも考えたのだが、やはり不便なので、再度、作業を行ってもらうことになった。たまたま、別件で有給休暇を取っていた日があったので、そのタイミングで、再度、確認作業を行ってもらうことになった。

3月12日、NTTの担当の方がやってきた。今度は電柱上の光クロージャの方から点検が行われた。その結果、光クロージャ内で光ファイバーの配置に問題があったようで、急角度の曲げ箇所が存在することが判明。そこでかなりの減衰が発生していたようだ。作業をしてもらった結果、受光レベルが-2dBあたりまで向上。インターネット接続が復旧していることを確認したうえで、作業終了してもらった。この記事を書いている時点で、この最後の作業から一週間以上経っているけれど、今のところ、インターネット接続不能になる症状は発生していない。今度は、本当に大丈夫なようだ。

参考までに、速度測定サイトの通信速度測定システム Radish Network Speed Testing(以下Radish)とフレッツ速度測定サイト(以下、フレッツ速度測定)での速度計測結果は、以下のような感じになった。いずれも5回計測した結果の平均値である。さすがに、理論値のように10倍とまではいかないが、十分、高速化できたようだ。

  下り(Mbps) 上り(Mbps)
Radish シングルセッション 194.82 294.68
Radish マルチセッション 262.42 464.18
フレッツ速度測定(IPv6) 788.726

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