うちのメインPCであるYuiに搭載しているHDDのうち、HDS723020BLA642だけは世代的に一世代前なので、いずれは換装したいと考えていた。少し前に、思い切って換装作業を実行。

換装するHDDとしては、東芝のDT01ACA300を選択。既にYuiに導入済みで実績があるのと、ランダムアクセスが発生する作業領域用HDDとしては東芝製HDDの方が向いているのではと考えたためである。Seagate製のST3000DM001とDT01ACA300は共に1TBプラッタで64MBバッファな製品で、性能的にはさほど差は無いと思われるのだが、どうもSeagate製のHDDは直線番長なイメージがまだ残っているので、ランダムアクセスがそれなりに発生する作業領域用のHDDとしてはDT01ACA300の方が向いていると考えた。後からベンチマークで確認した限りでは、ST3000DM001とDT01ACA300の性能はほぼ互角であるがランダムアクセス時に微妙に差がある。リード時ではDT01ACA300が優勢で、ライト時ではST3000DM001の方が優勢である。

いつものように通販でDT01ACA300のリテール品を購入し、エラーチェックの後、HDS723020BLA642の内容をコピー。HDS723020BLA642については、作業用PCであるKanaeのシステムドライブへ転用することにし、それまでのシステムHDDであったHDS5C3020ALA632の内容をコピーして入れ替え。HDS5C3020ALA632は、とりあえずバックアップ用の予備HDDとして確保。

今回の換装の成果としては、とりあえずYuiのデータ置き場の容量拡大がメインかな。速度的にも少し向上したはずだが、劇的に向上したわけでは無いのであまり差を感じない。とりあえず旧世代のHDDをYuiから追い出せたので良しとする。