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サーバー、HDD追加。(2020/12)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインPCであるYuiについて、一部のドライブの空き容量が心許なくなってきた。最も厳しく感じられていたのは写真データを置いているドライブであり、外付けHDDにデータを逃がすことも考えたのだが、時々過去の写真を参照することがあるので、いつも見える状態にしておきたいと考えた。既に一部の過去の写真データはサーバーKanaに逃がしていたので、KanaにHDDを増設して、写真データ類を一括して保持することにした。

Kanaについては、前回にHDDを換装した際にHDD1台あたりの容量を増やした代わりに台数を減らしたことでマザーボードのSATAポートに余裕があったため、HDDの増設は問題なく可能であった。増設するHDDについては少々迷ったものの、最終的に、既存のHDDと同じ製品(データ用にWD80EFAX・バックアップ用にST8000DM004)を選択。ここしばらくはHDDをツクモで購入していたのだが、ツクモにWD80EFAXの在庫がなかったため、両製品とも在庫があったパソコン工房にて購入。ツクモを利用する理由の一つは梱包の丁寧さなのだが、今回利用したパソコン工房については梱包についてギリギリ及第点というところか。段ボール箱に入れたHDDのパッケージの周囲には紙の緩衝材が詰められていて移動しないように配慮されていたが、箱の底面には緩衝材無し。HDDパッケージの中ではHDDがプチプチで保護されているので問題ないとは思うけれど、ツクモの梱包を比べてしまうと少し不安になる。

WD80EFAXとST8000DM004については、一旦ベンチマークを行ったのち、それぞれメーカー純正ツールでチェックを行い問題が検出されないことを確認してから、Kanaへ搭載することにした。これまではWD80EFAXについて冷却されやすいように3段ある上段HDDベイの上段と下段に搭載して中段を開けていたのだが、今回は下段のWD80EFAXを中段に移動し下段に新しいWD80EFAXを搭載することにした。各HDDが冷却されにくくならないか心配ではあったが、今のところ、問題なく冷却されている様子。ST8000DM004についてはWD80EFAXほど発熱しないので大丈夫そう。

各HDDについて、搭載後、ファイルシステムを作成。今回は、保存対象となるデータの総容量が大きいため、パーティションを分けることなく、1台のHDDに1パーティションの構成で行くことにした。ファイルシステム作成後にfstabを更新してマウントできるようにし、運用を開始。HDD構成が変わったのでHotSaNICによるモニタリングの設定も変更する必要があったので変更したのだが、一部の変更を忘れてしまったため妙な記録が残るようになってしまった。仕方なく、記録をバックアップ側からロールバックして対処。

マウント完了後、Kanaのいくつかのパーティションに分散していた写真データ類を新しいパーティションにコピー。正常にコピーされたことを確認した後、Yuiの方の写真データについてもKanaの新しいパーティションに移動。これで、Yuiの写真データ用ドライブの空き容量をかなり回復することができた。今後も、定期的にKanaの方にデータを移動する予定。

ちなみに、Kanaの平均消費電力は12Wほど(40W→52W)増えた。HDDを2台増設したので消費電力が増えるのは当たり前だし、まだ十分に許容範囲なので良しとする。

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