前回の記事で記載したとおりDMR-4CT301(以下4CT301)の設置が完了したため、一旦、仮運用の形で4CT301を運用開始。しばらくの期間はDMR-BRG2010(以下BRG2010)も運用して、問題が無いことを確認でき次第、4CT301を正式運用とすることにした。
4CT301について、仮運用を開始してしばらく経過した時点では大きな問題はなかったものの、一つだけ問題が発生していた。毎週録画として設定していた特定の番組の録画に2週連続で失敗してしまったのだ。この番組の録画予約はBRG2010から予約引越しで設定されたものであった。同じチャンネルで似たような時間帯で番組予約を設定したところ録画に成功したので、予約設定に何か問題があることが予想できた。一旦、該当の予約録画を削除して新規に毎週録画として設定し直したところ、問題なく録画されることを確認できた。前回の記事で記載したように予約引越しは一部を除いて失敗していたのだが、今回トラブルになった予約は引越しに成功した予約のうちの一つであったので、見た目上は問題なくても内部的には何か問題を含んでいたのかもしれない。
以下、4CT301の正式運用を開始してからの簡単なレビュー的なネタをいくつか記載してみる。
リモコンは基本的に同じレイアウトだが一部の機能の割り当てが変わった。
![]() | 4CT301のリモコン(左)とBRG2010とのリモコン(右)は ほぼ問題は無いが、予約確認ボタンが小さくなって使いにくい位置に |
一時停止画面の表示についてはかなり変わった。BRG2010では表示物が大きめで一時停止解除しても数秒は居座ることもあり邪魔に思えていたのだが、4CT301での表示はすっきりとしていて、さほど邪魔に思わなくなった。(ごちうさの画面なのは他意無し)
一時停止画面 | 一時停止画面で画面表示ボタンを押したとき | |
BRG2010 | ||
4CT301 | ![]() | ![]() |
他に、番組表や予約一覧・検索結果の画面の表示については画面の表示量が増えた。番組表の表示速度は十分に高速で快適である。予約一覧や検索結果の表示については、BRG2010よりスクロール速度がやや遅くなった。ただ、BRG2010でのスクロール速度は速すぎる感じもあったので、特に問題にはならない。
オートチャプターの精度はもしかするとBRG2010より上がったかもしれない。BRG2010のオートチャプターについては検出精度がイマイチであり、あまり当てにならない感じだったのだが、今のところ、4CT301でのオートチャプター検出精度はマシになっていて十分当てになる感じがする。
筐体サイズはBRG2010より少し大きくなった。BRG2010はかなりコンパクトで薄い筐体(430mm×44.5mm×179mm)だが、4CT301は十分小型(430mm×66mm×199mm)ではあるもののそんなに薄い方ではない。ただし、うちでの設置環境では全く問題ないサイズである。
BRG2010はB-CASカード対応で6番組同時録画のために2枚のB-CASカードが必要になるためカードスロットが2個搭載されていたり、SDカードスロットがあったりで、前面とびらを開くとといろいろなものが顔を出すのだが、4CT301はA-CAS対応なのとSDカードスロットがないこともあり、前面とびらを開いてもかなりシンプルである。
![]() | 上からXA401(J:COM LINK)・BRG2010・4CT301。 |
今のところ、4CT301を運用していて、前述した録画失敗以外には特に問題には遭遇せず、安定して運用できている。この状況では十分に安心して使用できると判断し、BRG2010を引退させることにした。BRG2010については、使用期間はそこそこ長めではあるけれど正常動作しているので、売却予定。
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