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MX Master 3、導入。(2019/09,12)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちで使っていたマウスはロジクール製のMX Masterで、MX Revolutionの時代から引き継がれてきた、ホイールのクリック感の自動制御(SmartShift)に対応している。MX Masterの後継機はMX Master 2Sで、MX Masterからはデザインや機能面での違いがさほどなかったため手を出さなかったのだが、MX Master 2Sの後継機として発表されたMX Master 3では、MX Master/2Sでの不満点が解消されている上に、ホイールの機構が大幅に更新されていたので、思い切って手を出してみることにした。

MX Masterはかなり良いマウスではあったものの、不満点として、サイドボタンの配置があった。MX Master/2Sでは、サイドボタンとして進む・戻るボタンが配置されているのだが、このボタンの配置が独特(ややオーバーラップする形)で、戻るボタンの方は慣れれば何とかなるレベルだったけれど、進むボタンの使用感にはなかなか慣れることができなかった。MX Master 3では、進む・戻るボタンの配置が一般的な前後配置になり、押しやすくなった。

ホイールの機構については、MagSpeed電磁気スクロールへと刷新された。MX Master/2SやMX Revolutionでは、マウス内の小型モーターにより機械的にクリック感を切り替えるようになっていたが、MagSpeed電磁気スクロールでは、物理的にホイールのクリック感を実現するのではなく、電磁石の反発によりクリック感を得るようになっている。また、電磁石の極性を切り替えることで、クリック感の有無を切り替えるようだ。この新しい機構により、ホイールのクリック感が有効な状態でもクリック音はほぼ発生しないし、クリック感の切り替えの際にも物理動作を伴わないので非常に静かである。

ただし、MagSpeed電磁気スクロールについては、場合によっては人を選ぶかもしれない。クリック感有効の際のクリック感は弱めだし、クリック感の有無が切り替わる際に物理的動作が伴わないので、切り替え音はほとんど発生しない。切り替え音が聞こえないので現在の動作モードがどちらなのか把握しにくく、スクロール動作時に違和感を感じる事もあった。このあたりは、MX Master 3をしばらくの間使用している間に慣れてきた。

ちなみに、MX Master 3は自宅用と会社用の2台を購入している。先に購入したのは自宅用の方で、黒モデルが欲しかったのだけれど、黒モデルは入手しにくい状況だったのでグレイモデルを選択した。これまでマウスはほぼ黒モデルを使い続けてきたので、黒色ではないグレイなMX Master 3に違和感があったが、マウスパッドが灰色だったこともあり、次第に慣れてきた。次に購入したのは会社用の方で、以前よりは黒モデルの入手性が良くなってきていたので黒モデルを購入。黒モデルは限定品のように扱われているようで、グレイ・白のモデルと比較するとパッケージがかなり簡略化されている。

今のところ、MX Master 3については、しばらく使ってきて慣れてきたこともあり、大きな不満点はなし。また大幅に改良された機種が出てくるまでは、このまま使用する予定。

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