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しまなみ海道ツーリング。(2020/08)

今年の夏期休暇は時間に余裕がありそうだったので、実家への帰省と、それ以外にどこかに出かけようと考えた。そこでふと思いついたのが、しまなみ海道を渡るルートへのツーリングであった。そこで、しまなみ海道ツーリングを実現できるかどうか調べてみることにした。

これまで、本州と四国を渡るルートについては、神戸・鳴門ルートと児島・坂出ルートは走破済みだったのだけれど、最も西のルートである尾道・今治ルートは、自宅からかなり遠いこともあり、まだ行ったことがなかった。距離で言うと、高速道路を通るルートでだいたい300km弱、というところである。FireStormで行こうとするとかなり辛い距離であるが、Ninja1000SXだとタンク満タンで出発すれば無給油で走行できそうな距離であったので、何とかなりそうに思えた。時期が真夏ということで体力面の心配があったのだけれど、温度対策を十分に行って、無理せず休憩を取りつつ走行すれば大丈夫であろうと考え、ツーリング計画を発動。往路は淡路島経由で四国に渡り今治で一泊し、復路はしまなみ海道を渡って帰宅する方針で準備を開始。今治での宿はあっさりと予約できたので、準備を行い、出発に備えることにした。

自宅→今治

往路の予定ルート。
自宅→阪神高速→第二神明道路→神戸淡路鳴門自動車道→
 高松自動車道→松山自動車道→今治小松自動車道→今治駅前。

   
今治→自宅

復路の予定ルート。
今治駅前→しまなみ海道→尾道福山自動車道→山陽高速道路→
 第二神明道路→阪神高速→自宅。

出発当日は良い天気に恵まれた。要領が悪くやや手間取ったものの、何とか午前中に出発。阪神高速は一部渋滞があったものの比較的順調に流れていたが、第二神明から垂水ジャンクションに至るルートがかなり渋滞していて辛かった。垂水ジャンクションを通過して以降は順調に流れていて、四国に渡ってからも順調であった。

鳴門から今治方面に至るルートには、高松道を通るルートと徳島道を通るルートがある。徳島道ルートはほぼ直線になり距離的には短いのだけれど、徳島道は基本的に対面通行になる。高松道ルートはやや遠回り(徳島道ルートより20kmほど長い)になるものの、高松道が少し前に全線4車線化されていて、走りやすそうであった。対面通行は苦手というほどではないけれど気を使うので、今回は高松道ルートを選択。高松道は交通量も少なく非常に順調に流れていて、高松道から接続した松山道(こちらも4車線)も順調であった。松山道からいよ小松ジャンクションを経由して今治小松道に入ったのだが、対面通行であったものの、順調に流れていた。何とか、無事に今治駅前の宿に到着。予想通り、無給油で走破できた。道中はずっと好天でかなり暑く、休憩を多めに挟んだこともあり、当初の予想よりは時間がかかった。自宅出発から宿までは、予定ルート通りのルートを走行して約7時間で到着。宿は夕食なし・朝食ありの予約だったので、宿に到着後、コンビニで弁当を買って夕食をとり、浴場でゆったりと体をほぐしてから早めに就寝。

翌朝は、宿を10時頃に出発するつもりで、比較的ゆったりと行動を開始。朝食を取って出発準備を行い、9時半過ぎには宿を出発。この日も素晴らしい好天で、暑くなりそうであった。しまなみ海道を走行中は動画撮影を行うことにしていたので、出発前にアクションカムの設置も行った。出発後、そろそろ燃料警告が表示されだしたので、ガソリンスタンドで満タンに給油。当初は、しまなみ海道をそのまま走行して山陽道に入って帰宅するつもりだったのだけれど、しまなみ海道の途中の大島に亀老山展望公園という場所があり、展望台からは良い景色が見えるとの情報をもらったので、一旦、大島南インターでしまなみ海道を降りて亀老山展望台に行って休憩し、亀老山展望公園から大島北インターを経由してしまなみ海道に戻り、帰宅することにした。大島南インターから亀老山展望公園までは10分ほどの距離で、インター出口から少し先、くねくねした山道を登ると着く。亀老山展望公園に到着したら、早速、展望台に登った。情報通り、素晴らしい展望であった。

亀老山展望台1

亀老山展望公園の亀さん。
風来僧が黄金の観音像を背負った大亀を見つけて、
その観音像をこの山に祀ったことが山の名前の由来らしい。

亀老山展望台2

亀老山展望台からの展望。
来島海峡方面。

亀老山展望台3

亀老山展望台からの展望。
燧灘方面。

亀老山展望公園で、名物らしい藻塩アイスを食べつつ休憩してから、改めて帰宅へのルートへ復帰。神戸・鳴門ルートと児島・坂出ルートは対面通行ではなかったが、しまなみ海道はほぼ対面通行であったので、無理せず走行することにした。しまなみ海道はサイクリングでも有名であり、それぞれの橋に自転車や原付が走行できるルートが併設されていて、多くの人々が思い思いに走っていた。

尾道から山陽道に至るルートはナビの指示通りに走行したものの、やや不安であったが、何とか無事に山陽道に入ることができた。山陽道を走っている際にも何度か休憩を挟んだのだけれど、さすがに往路よりは疲れ度合いが酷かった。もしかすると、微妙に熱中症になりかけていたかもしれない。無理せず長めに休憩を取ったりして、何とか神戸まで到達。山陽道は、往路の四国内での道路ほどではなかったけれど、比較的、順調に流れていた。往路では神戸市内について第二神明道路と阪神高速を通るルートであったが、復路では、ナビの案内に従い、予定ルートと異なる、山陽道から一般道に降りて新神戸トンネルを通り、自宅付近に至るルートを通ることになった。何とか約7時間ほどで走破し、無事に帰宅。

以下、しまなみ海道走行中の動画。録画時間が長いため高画質版(FullHD 60fps版)だとかなり重いので、ライト版(1280x720・30fps)で用意。アクションカムの設置確認を十分に行わなかったので、微妙に傾いた動画になってしまった。

今治北IC→しまなみ海道→亀老山展望公園の動画。
高画質版はこちらから。

亀老山展望公園→しまなみ海道の動画。長め。
高画質版はこちらから。

今回のしまなみ海道ツーリングは、真夏に長距離を走行するという、自分にとってチャレンジングなツーリングであったので、出発前は大丈夫かどうか不安であった。最終的に、真夏に自己最長距離となる片道約300kmの行程を走破できたのは大きな収穫であった。これまでも、ツーリング中は休憩時に水分補給を行っていて、利尿作用があるカフェインが入っているお茶やコーヒー・紅茶を避ければいいという考えでミネラルウォーターで水分を補給することが多かったのだが、今回は真夏ということで、水分補給はスポーツドリンクで行うようにした。これがうまくいったらしい。道中はかなり汗が出ていたのだが、脱水症状等で体調が悪くなることはほぼなかった。

今回のしまなみ海道ツーリングで少し自信が付いたので、また、長めのツーリングを行ってみたいところである。今のところの目標は、潮岬あたりか。距離でいえば、潮岬は今治より近いので、何とかなりそうな気がする。

Comments:2

カニエリコ | 返信

はじめまして。突然のコメントを失礼いたします。ダイレクトメッセージを送りたかったのですがどちらからお送りしてよいかわからずコメント欄に記載させていただきます。不適切でしたら削除くださいませ。
わたくしは愛知県内で3DCG制作をしているのですが CGの背景で瀬戸内近辺の海の画像をネット上で探していたところ こちらのブログの「亀老山展望台からの展望。燧灘方面。」と書かれた写真がとても素晴らしくイメージにピッタリでして、もし差し支えなければ 背景写真として使用させていただきたいと思っているのですが可能でしょうか? 具体的にはリゾートホテル風の室内をCGで制作し、その窓から島や海がみえるようなイメージで背景を合成する感じで使用させていただきたく、特に場所は特定できないようにはいたします。(見る人がみたら島の形で場所がわかるのかもしれませんが…)
勝手な申し出で大変失礼いたします。ご都合のよいときにお返事をいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

おりおん からカニエリコ への返信 | 返信

コメントありがとうございます。写真を背景の素材として使用したいとのことですね。使用OKです。著作権関連には詳しくないのですが、もし可能であれば、具体的でなくて構いませんので画像を流用した点について成果物に追記して頂けますと助かります。

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