うちのNinja1000SXについては購入時に純正のローシートを装着していたのだが、足つきが悪いので、サスペンションのプリロード調整で少しシート高を下げるようにしていた。ただ、この状態でも足つきに不安が残るので、さらにシート高を下げるべく、K's-STYLEで販売されているローシートを装着してみることにした。

K's-STYLEのローシートは、ノーマルシート比でシート高を20mmダウンできる製品である。純正ローシートがシート高8mmダウンなので、さらに12mmダウンすることができることになる。純正シートの倍以上の価格（税抜き35000円以上）ということもあり、手を出すかどうか迷っていたのだが、予算に余裕があったので、思い切って手を出してみることにした。

K's-STYLEのローシートは受注生産となり発注から納品まで2～3週間かかるということであった。6/1の発注からしばらくの間、注文状況が何も変わらずに心配になり問い合わせてみたところ、確認ミスということで、それからまもなく発送され、無事に到着。発注から約3週間かかった。

ちなみに、このK's-STYLEのローシートは純正シートを加工して作られているらしく、シート下のスペースは純正シートと変わらないとのこと。シート下にはドライブレコーダーの配線の余りを逃がしていたので、純正同等のスペースが確保されていて助かった。

実際にこのK's-STYLEのローシートへと交換した後の感想としては、足つきはわずかによくなったけれど、期待していたほどではなかった、という感じである。シート高の低下は-12mmなので、そういうものなのだろう。シートの座り心地は、少し良くなった感じがする。低反発素材採用とのことなので、それが影響しているのだろう。

	純正ローシート座面。 少しカドがある感じのデザイン。
	純正ローシート側面。
	K's-STYLEのローシート座面。 カドがない。
	K's-STYLEのローシート側面。

今回のシート交換では期待していたほどの効果は得られなかったけれど、敢えて元に戻すほどのことはないので、そのまま、K's-STYLEのローシートを使っていこうと思う。さらにシート高を下げる方法としては、ローダウンリンクの導入がある。場合によっては、手を出すかもしれない。