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FireStorm、ドライブレコーダー装着。(2019/02,03)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

去年あたりからあおり運転が問題になることが多くなり、あおり運転や交通事故に対する証拠確保のためにドライブレコーダーの人気が高まっていた。実家の車にも、万一のために装着を勧めていて、装着完了したとのことだった。で、うちのFireStormにもドライブレコーダーを装着したくなり、情報収集を開始。

最近になって、バイク用のドライブレコーダーもバリエーションが増えてきていた。バイク用のドライブレコーダーは車用と違って防水性能が必要になるが、少し前まではカメラのみ防水で本体部分は非防水という製品が多かった。最近になって、本体部分も防水になっている製品もいくつか出てきたので、本体が防水対応の製品から選択することにした。最終的に、Blueskysea製のDV688という製品を選択。2カメラ録画対応・FullHD録画・本体防水・GPS対応という製品である。このDV688は中国製というところにやや不安があったが、国内メーカー製で2カメラ対応の製品はまだ存在していなかったので妥協。

DV688はAmazonで購入。購入時点でのAmazonには、DV688セットと、DV688とは明記されていなかったがDV688とGPS・microSDHCカードのセットの製品の2種類登録されていて、このGPS等のセットの製品の方を選択。ドライブレコーダーにはGPS機能が必須に思えたのにDV688セットにはGPSモジュールがオプション扱いで同梱されていなかったし、その上、DV688用のGPSが高価で品切れだったためである。商品は発注後すぐに届いた。セット内容は、DV688セットに加えてオプションのGPSモジュールとSanDisk Ultra 32GB microSDHCカードとなっていた。このSanDisk Ultra microSDHCカードについては念のためチェックした結果では問題なさそうだったけれど、繰り返し録画を行うドライブレコーダーで使用するには不安が残ったので、別途、SanDisk Industrial 64GB microSDXCカードを購入。このSanDisk Industrialは産業用ということでMLC採用・高信頼性・高耐久性を謳っている製品である。購入したのはバルク品だったので、念のため動作テストを行い問題ないことを確認。

設置作業は、だいたい3時間ほどで完了。DV688本体の搭載位置についてはシート下に決めていたけれど、前後カメラとGPSモジュール・リモコンについてはどの位置に搭載するか迷ってしまった。最終的に、前カメラはフロントカウル右サイド、後カメラはリアフェンダー左側、GPSモジュールはメーター上、リモコンはシート下に設置することにした。リモコンは不要かと思っていたのだけれど、リモコンにマイクが付いているので、リモコンを接続しないと音を記録できないため、仕方なく設置。電源については、以前に行ったUSB電源装着の際に搭載した電源配線を分岐し、そこから確保するようにした。

DV688-Body

DV688本体はシート下のこの位置に設置。リモコンも近くに設置。(赤い鍵マーク付きボタンが付いてるやつ)
DV688本体の設置位置は、特に固定しなくてもぴったりはまり込む場所だった。
ETCのケーブルも何とか干渉しない。

DV688-GPS

GPSモジュールはこの位置に設置。
左側はETCのセンサーである。

DV688-Front-Camera

前カメラはこの位置に設置。ヘッドライト下に設置したかったけれど無理だった。右サイドに設置した理由は特になし。
カウルは曲面なので直接カメラのマウントを付けられないため、アルミ板を加工しステーを作成。
アルミ板がむき出しだと目立つので赤色のカッティングシートを貼り付け。

DV688-Rear-Camera

後カメラはこの位置に設置。左サイドに設置した理由は特になし。
何となく、前カメラも左サイドにしておいた方が良かったかもしれない。

DV688-Cable-Messy

全体的に各ケーブルが余りまくる。一部のケーブルは、迷ったあげく、バッテリー上の空間に押し込めた。
リモコンのケーブルや電源ケーブルは、ケーブルを束ねた上でリアシートカウル左右の空間にまとめて押し込んだ。

この状態で動作テストを行い前後カメラからの映像がDV688本体に表示できることを確認した上で、実際にしばらく走行してみた。走行後、DV688からmicroSDXCカードを取り出してPC上で録画状況を確認してみた。走行開始から前後カメラとも正常に録画されていたのだけれど、ある時点で前カメラの録画が中断してしまっていた。DV688を起動したところ前カメラを認識していない状態だったので、前カメラの配線を確認していたところ、嫌なものを見てしまった。

DV688-Cable-Burn

前カメラからDV688本体までの延長ケーブルの一部が溶けている…。

ケーブルが溶けた理由は程なくして判明。シート下から前カメラまで延長ケーブルを通していたのだけれど、その途中で、エンジンリアバンクのエキゾーストパイプにケーブルが接触していたようだ。エキゾーストパイプ側にも付着物があった。ケーブル保護のため難燃性の配線チューブを付けていたのだけれど、さすがにエキゾーストパイプの熱には耐えられなかったようだ。そういえば、走行中に何か怪しい臭いがしていたような…。未使用の延長ケーブルがあったので、それに置き換えた上でケーブルの取り回しを変更し、エキゾーストパイプに触れないように対処。

DV688を正常に運用できる状態になり、録画映像を確認していたら気になった点があった。前カメラの映像と音声がずれているのである。だいたい4秒ほどずれている感じで、ほぼ毎回、録画開始時からずれていた。後カメラ側は映像と音声のずれはなかった。この音声ずれについてメーカー側に問い合わせたところ、いくつかテストの依頼があったので対応してみた。前カメラとして使っているカメラ側での録画だけ音声ずれが発生し、後カメラとして使っているカメラでの録画では音声ずれは発生しない事が確認できたものの、音声ずれ自体は解決できなかった。メーカーから別の新品を送るので交換して試して欲しいとの提案があったので、その提案を受諾し、交換して試してみることになった。代品となる新品一式はすぐに届いたので、装着済みのDV688セット一式をFireStormから取り外し、届いた新品一式を改めて設置し直した。取り外しと再設置にはまた3時間近くかかったが、交換後は音声ずれは発生しなくなった気配。また、交換前の録画でたまに発生していた再生のカクツキについても発生しなくなったようだ。どうやら、DV688本体か前カメラのどちらかに何らかの問題があったらしい。交換したDV688一式はメーカーに返送。

DV688交換後の録画サンプルをいくつか上げてみる。カメラの水平がまだ合っていないので傾いているが、後ほど調整予定。

日中・前カメラでの録画。
コンニャクが気になるが、記録としては使えるレベルだとは思う。

日中・後カメラでの録画。
こちらもコンニャクが気になる。

夜間・前カメラでの録画。
夜間の録画では、コンニャクが発生しない様子。シャッター速度の影響か?

夜間・後カメラでの録画。

日中の録画では気になるレベルでコンニャクが出てしまう件については、カメラのマウント方法の工夫などで何とかならないか試してみる予定。

今回のドライブレコーダーの装着については、今のところ、満足できるレベルではあると思う。動画の質という意味ではさすがにアクションカメラよりは見劣りするけれど、前後同時に録画できるので、記録としては十分に意味がありそう。無茶なことをすればしっかり記録として残るので、これまで以上に運転には気をつけないと。

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