うちのFireStormは去年5月にメーターとポジションのLEDバルブを交換していて特に問題なく使用できていたのだが、通販サイトをぶらぶらと閲覧していた際に、これまで見たことがなかった新しいタイプのT10 LEDバルブを発見し、試してみたくなった。

新しいタイプのLEDバルブというのは、乳白色のディフューザーを使用して1灯のLEDの光を拡散するタイプのLEDバルブのことである。これまでも1灯のLEDの光を拡散するタイプのLEDバルブは見たことはあったのだけれど、LED自体の拡散性能に頼るタイプや、複雑なレンズカットを施された透明なカバーを装着して拡散性能を確保するタイプであり、乳白色のディフューザーを使用したタイプは見たことがなかったのだ。この手の乳白色ディフューザーは家庭用LED電球でもよく使われていて光の拡散には有効だと考えていたので、同様の構造になっているLEDバルブがどのような案配なのか、試してみたくなったのだ。

	左がノーマルのT10バルブ、右が今回購入したT10 LEDバルブである。 やや長さがある以外は、大きさはほとんど同じ。 LEDバルブの定格は12V1.5Wで、OSRAM S5 LEDを採用とのこと。 LEDバルブのディフューザーの下の銀色部分はアルミ製のヒートシンクで、 ここは結構熱くなる。
	LEDバルブの点灯状態。 いい感じに拡散してくれている。
	メーターバルブ換装後の写真。 これまでのLEDバルブより少し明るさのムラが出ている感じはあるが、 許容範囲内ではある。

このLEDバルブは2個1セットでの販売なので、メーターバルブで必要な3個を使用しても1個余る。で、ついでにポジションライトのLEDバルブの方も入れ替えてみた。ポジションライトとしてこれまで使ってきたLEDバルブは、いずれも消灯時にはレンズを通してLEDチップの黄色が見えてしまっていてやや気になっていたのだけれど、今回のLEDバルブはディフューザーの内側にLEDチップがあるのでLEDチップの黄色がほぼ見えない。これは、いい感じである。ただ、FireStormに乗っている間はポジションライトを消灯することはまず無いので、あまり気にしなくても良いネタではあるけれど。

今回のLEDバルブ換装で、今のところはいい感じの結果を出せている。ただ、今回のLEDバルブは明るい代わりに発熱が多い気がするので、どれだけ持つか、少し心配。