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サウンドカード、追加。(2016/09)

  • Posted by: おりおん
  • PC

最近のマザーボードはほぼ全てにオンボードオーディオが搭載されている。うちのPCではメインPCを含め、全てオンボードオーディオ搭載である。機能面で言えばオンボードオーディオで十分だと考えていたのでここ数年はサウンドカードの出番はなかったのだが、しばらく前からメインPCであるYuiについてオーディオデバイス関連のトラブルが発生するようになり、問題解決のため、サウンドカードの搭載を検討することにした。

オーディオデバイスのトラブルというのは、何もしていないのに頻繁にオーディオデバイスの着脱通知が行われる症状である。オーディオデバイスが取り外されたとの通知があってもオーディオデバイスは問題なく動作しているので機能面の問題はないとはいえ、頻繁に着脱通知が行われて通知音も出るので、かなりうっとうしい状況であった。この症状の根本的な原因を調査してみたけれど、明確に対応できる方法は分からなかった。で、消極的な解決策として、オンボードオーディオを使うのを諦めて別途サウンドカードを搭載することにしたわけである。

搭載するサウンドカードについては、迷った結果、機能面とWindows10に対するサポートを考慮し、Sound Blaster Zを選択。この記事を書いている時点では現行製品である。新品を購入することも検討したけれど、今回は次期PC環境までのつなぎのつもりでコストを抑えたかったので、中古を購入することにした。最終的には、オークションで落札して購入。

これまでYuiは光デジタル出力でAVアンプと接続していたので、同じようにSound Blaster Zの光デジタル出力をAVアンプと接続。オークション経由ということで多少の不安があったものの、届いたSound Blaster Zは問題なく動作して一安心。一つだけ気をつける点があったとすれば、「デジタル出力を使ったステレオミックスの再生」を有効にすること。サウンド再生デバイスとしてSound Blaster ZのSPDIF出力を選ぶと光デジタル接続経由でAVアンプから音が出るけれど、この状態ではイコライザー等の各種エフェクトが全く効かない素の音になる。光デジタル接続でエフェクト類を効かせたい場合は、サウンド再生デバイスとしてスピーカーを選択した上で、上記の「デジタル出力を使ったステレオミックスの再生」を有効にする必要がある。こうすれば、各種エフェクトが適用された音が光デジタル接続経由で再生できる。

あと、もう一つ気がついた点として、オンボードオーディオを使用していた状態と比較すると再生音量が大きくなった点がある。オンボードオーディオを使っていた際には再生音量をPC側で100%にしても音量が小さめで、場合によってはAVアンプ側のボリュームを大きくして対応していたのだけれど、Sound Blaster Zを使用している状態では十分な音量があり、PC側での再生音量を少し絞るとちょうどいい感じになった。

もう一つ、これは少し自信が無い点ではあるけれど、Sound Blaster Z経由での再生の場合、音質自体には差が無いけれど、音の傾向がやや「ドンシャリ」系になっている感じ。極端でなければドンシャリ系は嫌いじゃないので、問題なしである。イコライザーで中音域を少し絞ることもあるし。

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