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ヘッドライトLED化、第三弾。(2016/09)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

うちのFireStormには今年5月にX-LED CCというLEDバルブを装着してLED化していて、実用レベルの明るさは確保できていたのだけれど、ややロービームが暗めなことが気にはなっていた。で、時々LEDバルブの情報を調査していたのだが、X-LED CCより明るくできそうなLEDバルブがあることに気がついて、導入してみることにした。

今回採用したLEDバルブは、通称、G7と呼ばれているタイプ(以下、G7バルブ)のLEDバルブである。かなり小さいLED素子(LUMILEDS LUXEON ZES)を採用し、ハロゲンバルブのフィラメントに近い位置に複数並べることでハロゲンバルブに近い配光を実現している。

LED-G7-1

LEDバルブ一式。
X-LED CCと違ってファンレス構造。
コントローラ部分はX-LED CCよりも大きめ。

LED-G7-2

LEDバルブ本体。黒い部分はヒートシンク。ファンレス。
Loビーム側には遮光板付き。
Lo/Hiビームについて、それぞれ左右4個ずつ(合計8個)の
LED素子を搭載。

LED-G7-3

ヒートシンク部分はねじ込み構造になっていて取り外し可能。
ネジ部分にはシリコングリスが塗布されていた。

LED-G7-Low-1

Loビーム点灯テスト。
下側へのグレアはほとんど無し。

LED-G7-High-1

Hiビーム点灯テスト。

G7バルブは発注後まもなく届いたので、次の週末に換装作業を行った。今回は、やや傷が気になっていたヘッドライトユニットの交換も同時に行った。

LED-G7-Installation-1

G7バルブのヒートシンクを取り外しておいてからヘッドライトユニットに装着。
ダストカバーも、特に加工の必要もなく、問題なく装着できる。

LED-G7-Installation-2

G7バルブのヒートシンクを装着。

LED-G7-Installation-3

リフレクタ側から見るとこんな感じ。

LED-G7-Installation-4

ヘッドライトユニットをカウルに装着し、カウルを元通りにFireStormに装着。
ヘッドライト後ろ側には比較的スペースに余裕がある。

LED-G7-Installation-5

コントローラは左側に固定。
コントローラも発熱するので両面テープで密着固定にはしなかった。
ステイを利用して空中固定っぽい状態にしてある。

装着作業完了後、暗くなるのを待ってから光軸調整のため出撃。

Loビーム Hiビーム  
LED-G7-Low-2 LED-G7-High-2

Lo・Hiビームの配光。
X-LED CCはLoビーム時の手前側が暗めだったけれどG7バルブはそこそこ明るい。

X-LED CCと違ってHiビーム時にはLoビーム同時点灯でないのでやや手前側は暗め。

LED-G7-Low-3 LED-G7-High-3

Lo・Hiビームを壁に向けて照射。
グレア無し。
Loビーム時の左上側は何となくカットオフラインっぽい感じになっている。

今回の換装で、配光が改善し、また、劇的とまでは行かないがLoビーム側が明るくなった。Loビームについては、X-LED CCはスペック表記上は3600lmで、G7バルブは4000lmとなっていて大きな差はないけれど、発光点の形状がG7バルブの方がハロゲンバルブに近いので、リフレクタとの相性がいいのではないかと思われる。ただし、Hiビーム側はX-LED CCだとLoビーム側との同時点灯でスペック表記上は4800lm、G7バルブはHiビーム側のみなので4000lmとなり、やや暗め。しかし、使用頻度は圧倒的にLoビーム側の方が高いので、Loビーム側の改善のメリットは大きい。

あと、G7バルブはファンレス構造なので温度面が少し心配だったけれど、しばらく点灯状態で走行したところでは問題なさそう。今のところ、ヒートシンク温度について最大で70度あたりまでは確認。長距離走行はまだ試していないので、機会があれば確認してみたい。

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