うちのサーバKanaに搭載しているHDDについて、そろそろ、運用開始から2年を超えるものが出てきた。そのHDD上に確保しているデータパーティションの空き容量についても心許なくなってきていたこともあり、このHDDを換装して容量を増やすことにした。

換装対象のHDDはWD30EFRX-68EUZN0で、新たにKanaに搭載するHDDとしては、これよりも容量が多いWD Redシリーズの製品にすることにした。ただし、換装を決意した時点では4TB品が4プラッタ、5TB品が5プラッタ、…、というように容量が多くなればなるほどプラッタ数が多くなる。何となく5プラッタ以上のHDDを搭載したくなかったので、妥協点として4TBなWD40EFRX-68WT0N0を選択。バックアップ側についても同容量のHDDに換装することにしたが、少し前にWD Greeシリーズが消滅しWD Blueシリーズに統合されたので、WD BlueシリーズのWD40EZRZ-00WN9B0を選択。ここしばらくは、HDDについてはまともな梱包が期待できるツクモ通販で購入することが多かったのだが、該当HDDは品切れであったので、少々冒険だとは思いつつ、Amazonから購入することにした。

HDD到着後、いつものようにWD Data Lifeguard Diagnosticにて完全スキャンを実行しエラーが検出されないことを確認。データ側として使用するWD40EFRX-68WT0N0については、旧HDDの内容をコピーしてから旧HDDとの間で全フォルダ比較を行いコピーが問題なく行われたことを確認し、旧HDDと換装。バックアップ側として使用するWD40EZRZ-00WN9B0については、データ側と同じパーティション構成にしておいてから旧HDDと換装。

換装後は、特に問題なく運用中。システムドライブ換装だと色々と面倒なことが発生しうるけれど、今回はデータドライブの換装なのでトラブルが発生することは少ない。