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メインPC、SSD換装。

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインマシンであるYuiについては、SSDとしてIntel製のX25-M 80GB SSDSA2MH080G2R5を搭載していたのだが、最近、常に残り容量が10GBを切る状態となり、容量不足が気になってきていた。まだ何とかなりそうな状況ではあるが、そろそろシステムSSDの容量拡大を行いたくなり、調査を開始。

次期SSDの選択肢としては、Intel製の510シリーズや320シリーズ、MicronのC400、OCZ製のVertex3シリーズあたりになりそうな感じだった。今まで使っていた製品がIntel製のX25-Mだったので引き続きIntel製にしようかとも考えたのだが、510シリーズはSATA3対応ではあるもののランダムアクセスがやや弱めで、320シリーズはランダムアクセス性能は良好なもののSATA3非対応とのことで選択肢から外れた。C400とVertex3については、微妙な差ではあるがVertex3の方が性能が良いようだったので、今回はVertex3シリーズに決定。容量については、うちの環境では必要十分な容量である120GB品に決定。240GB品の方が性能が上のようなのだが、値段が高い上に、そこまでの容量が必要ないので選択しなかった。

たまたま、自宅近くのミドリ電化にあるPCパーツコーナーに一つだけVertex3の120GB品の在庫があったので、そこで購入。購入後、動作チェックの後でざっとベンチマークを行ってみた。これまで使っていたX25-Mのベンチマークも行ってみた。ただ、こちらは内容が空でない状態での結果なので低めの値になっている可能性あり。表の最上段は接続方法とデータ内容(Defaultはランダム、0x00は全て0)を示している。

  P55 PCH
Default
P55 PCH
0x00
U3S6
Default
U3S6
0x00
X25-M
80GB
X25-M-PCH-Default X25-M-PCH-0x00 X25-M-U3S6-Default  
Vertex3
120GB
Vertex3-PCH-Default Vertex3-PCH-0x00 Vertex3-U3S6-Default Vertex3-U3S6-0x00

Vertex3については、別環境でH67チップセットのPCHのSATA3ポート接続でもベンチマークを取ってみた。ただし、既にシステム一式が入った状態での計測なので値は低めになっている可能性あり。

H67 PCH
Default
H67 PCH
0x00
Vertex3
120GB
Vertex3-H67-PCH-Default Vertex3-H67-PCH-0x00

X25-Mのランダム性能は、既に登場から2年以上経過していることを考えるとかなり良好ではないかと思う。もうしばらくは、十分現役で通用しそうである。Vertex3については、搭載されているコントローラチップであるSF-2281がデータ圧縮をサポートしているため、書き込むデータによっては性能にかなりの差が出てしまうようだ。ただし、ほぼデータ圧縮ができないであろうランダムデータの書き込みでも十分な性能はありそうだ。なお、U3S6はSATA3とUSB3.0のコンボカードであり、SATA3コントローラとしてMarvell製のチップが採用されているが、この構成ではどうもSATA3の速度を完全には実現できないようで、H67のPCHのSATA3ポート経由での接続と比較するとかなりの差が出てしまう。この接続方法は他の手段がない場合の緊急用として考えた方がいいかもしれない。

で、現在はこのVertex3をシステムSSDとして運用中。メインマシンがまだSATA3に対応できていないこともあり、パフォーマンスの差を体感できるような状態ではなかったりする。いずれはSATA3をまともに使える構成に入れ替えるつもりなので、現状は我慢。

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