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メインPC、ビデオカード換装。

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインPCであるYuiに装着していたビデオカードは玄人志向のGF-GTX285-E1GHW/HDで、nVIDIA GeForce GTX285を搭載している、購入当時はハイエンドだったビデオカードである。現状でも十分なパフォーマンスを持つ製品ではあるものの、ビデオチップとしての世代は2世代前になり、DirectXサポートも10.0までとなっている。購入から既に2年以上経過していることと、現在のビデオカードのDirectXサポートも11が普通になりつつあることもあり、そろそろ、新しいビデオカードに換装したくなっていた。そこで、ビデオカード換装計画を発動。

今回、新たに導入するビデオカードとしては、nVIDIA製のハイエンドであるGeForce GTX570かGTX580を搭載した製品に絞ることにし、情報収集を開始。当初は予算の都合でGTX570搭載の製品にすることを考えていたのだが、サブPCを処分する際に予想よりやや高価で売却できたので、思い切ってGTX580搭載のビデオカードを購入することにした。この時点ではGTX580搭載ビデオカードはほとんどリファレンスデザインだったので、特にメーカーにはこだわらず、比較的安価ですぐに入手できそうだったLeadtek製のWinFast GTX580を選択。

WinFast GTX580は通販で購入し、すぐに入手できた。換装前後のパフォーマンス比較のため、一旦、メインPCの環境で各種ベンチマークを実行した後、GF-GTX285-E1GHW/HDをWinFast GTX580へ換装。換装前と同じように、各種ベンチマークを実行してみた。ここで、トラブル発生。ビデオカード換装前後で、ベンチマークの結果があまり変化していなかったり、換装前より悪化した結果も出てきたのだ。GTX285と比較するとGTX580のパフォーマンスは少なくても1.5倍はあることが予想されるので、結果が変わらないはずはないし、結果が悪くなることは明らかにおかしい。この時点では他の拡張ボードをいくつか差していたためPCI-Express x8相当の接続になっていたので、各ボードを外して確かめてみたが結果は誤差程度でほとんど変わらず。ビデオカードとしては正しく動作はしているものの、パフォーマンスが出ない不良品のようなものに当たってしまったのではないかと愕然となった…。

引き続きパフォーマンスが出ない原因を調査していたのだが、しばらくして、ようやく原因が判明。YuiのマザーボードであるP7P55D Deluxeに搭載されている省電力制御機能(EPU-6)の設定がいつの間にか変になっていたようで、CPUのクロックが最低速に固定されてしまっていたのだ。後からよく考えてみたら、一部のベンチマークで本来なら定格クロックの最高速が記録されるはずのCPUクロックの記録が最低速で記録されていたような…。EPU-6の設定をやり直し、CPUが本来の実力を発揮できるようにした上でベンチマークを再実行。やっと、期待したようなパフォーマンスを発揮できていることを確認できた。

GF-GTX285-E1GHW/HDはすぐに売却してしまったので再換装も不可能であり、また、上記のような状況になったことで、ビデオカード換装前後のベンチマークによるパフォーマンス比較はほぼ意味をなさない事になってしまった。いつもなら結果をここに記載したいところなのだが、今回は無し。ただ、CPUクロックがまともに設定できていたときのGF-GTX285-E1GHW/HDを用いたFF14ベンチのスコアは確か2800弱で、換装後のまっとうな結果が出るようになった状態でのFF14ベンチの結果は4800強。このベンチ結果だけで比較すると、大体、1.7倍というところである。これだけパフォーマンスが上がれば満足ではある。ただし、消費電力が上がったこともあり、ビデオチップの温度が上がった際にはファンの騒音が結構気になる。普段はかなり静かなので、我慢するしかないけれど。

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