前の記事を作成しようとした際に気がついたのだが、今までこのブログの記事作成に使用していたBlogWriteで、記事の作成や編集が一切できなくなってしまった。ソフトウェア環境の変更で思いつく事といえば、Internet Explorerを8から9にアップデートしたことあたりだろうか。BlogWriteは既に2008年あたりで更新が停止されているし、もちろん、Windows7にも正式対応を謳っていない。自力で解決できそうにもなかったので、急遽、別のブログエディタの使用を検討することにした。

Windows7上で動作するブログエディタについてはいくつか公開されていて、いろいろと情報はあるものの、どれも決め手に欠ける印象があった。その中ではWindows Live Writerの評価が高い雰囲気ではあったのだけれど、以前に少し試してみた際の印象はあまり良くなく、またBlogWriteに戻った経緯がある。今回、改めて調査してみた感じだと、何とかBlogWriteと同等の事ができそうな感じであったので、改めてWindows Live Writerを使ってみることにした。

以前、Windows Live Writerを使った際に気になった仕様は、記事に貼り付けた画像のアップロード先が気に入らないことと、追記ができないことであった。

画像を貼り付けた記事を作成すると、標準の設定ではブログのパスの下に「Windws-Live-Writer」というサブフォルダを勝手に作ってここにアップロードしてしまう。このパスを変更する設定は不可能らしい。ただ、この点については、画像のアップロードをブログサービス経由ではなくFTPで行う設定に変更し、希望しているパスへアップロードするように変更することで解決できた。ただし、BlogWriteと違って、各記事単位にサブフォルダを作成し、そこに画像をアップロードしてしまう仕様になっている。これは今回は我慢することにした。

これまで、記事を作成する際には、各記事の前振り程度を本文として記載し、残りを追記として記載することでメインページが重くなりにくいようにしていたのだけれど、ぱっと見ではWindows Live Writerでは本文と追記部分を分割できるようには見えなかった。以前は、このためにBlogWriteに戻したようなものだったのだが、改めて最新版のWindows Live Writerで確認してみたところ、「記事の分割」という機能で本文と追記部分を分割できることが分かった。

ちなみに、Windows Live Writerではブログのテーマを取り込むことで実際の表示に近い状態での記事作成ができる。この点については、BlogWriteより優れていると言えるだろうか。

上記のように、Windows Live Writerでの記事作成が問題なくできることが分かったので、本格的にWindows Live Writerの運用を開始。まだ慣れきっていないので戸惑いもあるが、何とかなりそうな気はする。