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ダウンローダ、マザーボード換装(2010/10)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちでダウンローダとして運用しているAiについては、突然、反応が無くなったりシャットダウンしたりといった、いわゆるKernel Power 41病といわれる症状が頻発していた。起動後、数日程度で症状が発生する状態であり何とか対処を行いたかったのだが、これまでは有効な対処が行えていなかった。今回、思い切って他のマザーボードへと交換してみることにした。

今まで搭載していたマザーボードはAsustekのP7H55D-M EVOで、CPUがCore i5-660であるため、チップセットとしてH55系を搭載している製品の中から選択することにした。最終的に、MSIのH55M-ED55を選択。選択理由は、DrMOS+APSによる省電力性能と、そこそこ安定しているとの評価があったためである。通販にてH55M-ED55を購入し、到着後、換装作業を実行。P7H55D-M EVOにはオンボードでUSB3.0インタフェースが搭載されているがH55M-ED55には無いので、別途、AREASD-PEU3N-2ELというPCI-Express x1接続のUSB3.0インタフェースを購入し、搭載。

換装後、ざっと負荷テストなど行い、特に問題なさそうであったので、ワットチェッカーによる消費電力計測も行ってみた。その結果は以下の通り。

アイドル時

CPUフルロード時(OCCT)

平均

P7H55D-M EVO

42W

93W

48W?

H55M-ED55

34W

84W

41W


どこかでAsustekのマザーは比較的消費電力が多めとの情報を見たことがあるが、今までさほど気にしていなかった。今回、比較した製品の間では、H55M-ED55にIEEE1394インタフェースがない程度でさほど差がないはずなのだが、ここまで差が出るとは思わなかった。省電力製重視の場合は、Asustek以外のメーカーも検討しなければならないかもしれない。

今のところ、今回の換装後からは突然のシャットダウンやフリーズなどといったKernel Power 41病の症状は発生していない。やはり、原因はマザーボードだったのかもしれない。ただ、同じマザーボードを使用しているサーバAyakoについては全く問題なかったりする。AyakoはFedora13での運用なので、Windowsでの運用に限り発生する症状なのか、個体差なのか・・・。

全体的には換装は成功といってもいいのだが、一つ問題が発生したとすれば、電源部当たりからコイル鳴きが発生するようになったこと。この点については、電源をKRPW-J400WからYukoに搭載していたEES350AWTと換装。これで、コイル鳴きは気にならなくなった。この状態で、とりあえず様子見の予定。

 

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