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Chiwa、故障

  • Posted by: おりおん
  • PC

先月のWindowsUpdateの際に、久々にうちのサブノートPCであるChiwa(Victor InterLink MP-XP741)の電源を入れたのだが、バッテリーが放電気味だったのでWindowsUpdateが完了し電源を落とした後もACアダプタを接続したままにして充電させておいた。翌日、Chiwaの電源を入れようとしたところ、異変に気づいた。Chiwaの電源が入らないのである。

改めて考えてみると、異変の兆候は既にあった。これまでなら、充電が終わってもACアダプタを接続したままならバッテリーインジケータは充電完了を示す緑色に点灯したままだったのだが、今回に関してはACアダプタを接続したままにもかかわらずバッテリーインジケータは消灯してしまっていたのだ。ACアダプタを再度接続してみたのだが、やはり、バッテリーインジケータは点灯せず、電源も入る気配は全くなし。それどころか、ほんのりと、あまり感じたくない臭いも・・・。電源のコンデンサが破裂したような臭いが漂ってきたのである。どうやら、本格的にどこかが壊れてしまったらしい。

どこが壊れたのか特定できるかもと思い、Chiwaを分解して確認してみることにした。その結果、故障したらしい箇所を発見。

コンデンサ破裂?

基板右上部分の電源スイッチ近くにある、シルク印刷から想像するにコンデンサだと思われる表面実装部品(赤枠内)が、写真だと少々わかりにくいが表面に亀裂が走っていて、液漏れらしき状態になっている。コンデンサ破裂と考えると、発生していた臭いの説明も付く。仕様が判別しやすい部品であれば、自分で代替品を確保して交換することができそうだけれど、さすがにこの手の表面実装部品の仕様を確定し代替品を用意する自信は無かった。また、最近はChiwaの電源を入れる機会もかなり減っていたこともあり、復活を断念することにした。

Chiwaに搭載していたSSDについては、他のPCに接続して動作確認ができたのでオークションに出品し、購入価格とさほど変わらない価格で落札してもらうことができた。また、1GBなMicroDIMMについては動作確認できる環境が消滅してしまったので不安があったのだが、動作確認ができない旨を明記した上でオークションに出品してみたところ、そこそこの金額で落札してもらえた。動作についても問題なかったようで一安心である。

Chiwa本体については、HDD無し・メモリ512MB(純正MicroDIMM搭載)・付属品あり・純正外付けコンボドライブ付き・純正VGAケーブル付き、という状態で、電源が入らないジャンク品としてオークションに出品してみた。たいした値段が付かないのではと思っていたのだが、予想をかなり上回る価格が付いて少々驚いた。液晶・バッテリーなど、電源が入らないこと以外は十分使える状態ではあったので、部品取りなどの需要があったのだろうか。

今回の出品で得た利益を元に、前から興味があったネットブックを購入することも考えたけれど、結局、手を出さないことにした。今のところ、ネックになっているのはネットブックの液晶画面の狭さである。ほとんどのネットブックは1024×600という解像度で、これを超える解像度を持つ製品はネットブックとしては高めの価格帯になってしまう。Chiwa自体の使用頻度は前述した通りかなり低かったので、代替品の必要性も特にないということで、購入計画は発動させなかった。

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