少し前に行ったメインマシンYuiのビデオカード換装の際に、勢いで、サーバAyakoのHDD換装のために1TBなHDDを2台購入してしまった。購入理由は、それまで装備していたHDDのうち1台に少し気になる症状が出ていたことと、HDD換装による静音化を少し期待したためである。

気になる症状とは、Ayakoに装着していたHGST製のHDP725050GLA360のSMART情報にエラーログが記録されていたことである。代替セクタ等が発生したというような危険な情報ではなかったものの、気にはなったので、いずれはバックアップに回すかAyakoから取り外す予定だったのだ。

HDDの静音化という点については、Ayakoに装着しているHDD(合計6台)のうち7200rpmなHDDが2台あり、これを5400rpmな製品へと換装することで、いくらかは静音化できるのではないかと期待したためである。5400rpmなHDDでは、うちでの動作実績から、現状ではWestrern Digital製のWD10EADSを使うのがもっとも確実であるということで、WD10EADSを2台購入。2台でも15000円程度とかなり安いし、パフォーマンスも十分である。

購入したWD10EADSは、例によって完全スキャンを実行してエラーが検出されないことを確認した上で、AyakoのHDDとの換装作業を実行。1台は、データパーティション用として使っていたHDP725050GLA360と換装。HDD自体の容量が倍になったため、パーティションを切って2分割。片方のパーティションにはHDP725050GLA360の内容をコピーし、もう一つのパーティションについては容量の都合で他のパーティションに逃がしていたデータをコピーして運用開始。もう1台のWD10EADSについては、バックアップ用として使っていたWD5000AAKS-00A7B0と置き換えて運用。バックアップパーティションなので特にデータのコピーを行う必要はなく、パーティションを切った上で各パーティションをフォーマットして完了。

静音化という点においては、効果は微妙。効果無しといっても差し支えないかも。ただ、今回のHDD換装で、個人的に気持ち悪いパーティションの使用状況になっていたAyakoの構成を少し整理でき、また、搭載HDDの容量の増大も叶ったので、まぁ、やって良かったとは思う。