何気なくバイクの電装関連の情報を眺めていたところ、最近になって今まで知らなかったタイプのLEDウェッジ球が出ていることを知り、使ってみたくなった。今回は少し勇気を出してオークションにて購入して、装着してみた。

参考までに言うと、今まで使用していたLEDウェッジ球はしまりす堂というショップから購入した製品で、前方に砲弾型LED８個、側面にFluxLED１２個を装備したものである（以下しまりす堂LEDウェッジ球）。FluxLEDによりリフレクタ方向への光が確保されていて、そこそこ明るい。残念ながら純正の電球よりは少し暗いかも。下左の写真はしまりす堂LEDウェッジ球と純正球、下右の写真はブレーキランプ点灯状態で、左が純正球、右がしまりす堂LEDウェッジ球である。

最近はSMDタイプのLEDを使用したウェッジ球が販売されているという情報を知ったため購入してみたのが、３チップSMDタイプLEDを合計１８個（前方３＋側面１５）装備した製品（以下SMD LEDウェッジ球）である。これも同様に、下左写真がSMD LEDウェッジ球と純正球、下右写真がブレーキランプ点灯時で、左側が純正球、右側がSMD LEDウェッジ球である。残念ながら、予想していたほどは明るくなかった。しまりす堂LEDウェッジ球より確実に暗い。

期待していたほどの明るさを得られなかったので少々がっかりしつつ、再度情報を集めてみたところ、もう少し明るさを期待できそうなパワーLEDを採用したタイプの製品を発見し、これまた、オークションにて購入。前面に砲弾型LEDを６個、側面に１WパワーLEDを１０個装備したタイプ（以下パワーLEDウェッジ球）である。これも同様に、下左写真がパワーLEDウェッジ球と純正球、下右写真がブレーキランプ点灯時で、左側が純正球、右側がパワーLEDウェッジ球である。SMD LEDウェッジ球よりは確実に明るくなったが、しまりす堂LEDウェッジ球の明るさの方が少し上に見える。大きな差ではないけれど。

今回の換装では、残念ながらかかったコスト（新規購入したウェッジ球が合計8000円程度）を考えるとさほど効果は得られなかったように思う。点灯状態での純正電球との比較は今まで行っていなかったが、純正電球の方が一律で明るいことが分かって、少し考えさせられた。まぁ、純正電球よりは少し暗めではあるけれど実用十分な明るさは確保できているし、LEDならではの切れの良い発光がいい感じなので良しとするしかない。