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サブマシン、Vista導入

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちにはダウンローダAi用として購入したものの使用アプリケーション側の都合で導入できなかったWindows Vista Ultimate 32bit版(以下、Vista)が余っていたのだが、これを、サブマシンMamikoへと導入することにした。

Mamikoには一応キャプチャ・エンコードマシンという役割を設定していて、これまでアースソフト製のPV3というハイビジョンキャプチャボードを装着していたのだが、このPV3がVista上での動作に対応してくれそうにないことで、今まで、Vistaの導入ができない状態であった。前記したようにAiにはアプリケーション側の都合でまだ導入できないし、かといって他のPCはサーバを除けば比較的世代が古いノートPCなのでVistaを導入するには敷居が高いという状態で、せっかく購入したライセンスが浮いてしまっている状況であった。ところが、最近になってVista上でも動作可能なSKnet製のハイビジョンキャプチャボード Monster-Xを入手することができ、これをPV3と入れ替えることで、MamikoへのVista導入への障害が無くすことができたので、思い切ってVista導入を実行することにした。

Mamikoの基本的なハードウェアスペックはVista導入を余裕を持って行えるレベルだったので、導入作業自体はほとんど問題なく行うことができた。導入前に最小限のデータとそれまでのシステムパーティションの内容をバックアップし、導入を実行、あとは必要に応じてドライバ・アプリケーションのインストールとデータのリストアを行う、という感じである。とりあえず、最低限必要そうなものはインストール完了、残りは必要に応じてインストールの予定。

参考までに、メインPCであるYuiでは、エクスペリエンスインデックスは

Yuiのエクスペリエンスインデックス

という感じで、Mamikoの場合は

Mamikoのエクスペリエンスインデックス

という感じ。さすがに差があるけれど、通常使用では問題ないレベル。これだけあれば十分じゃなかろうか。

ちなみに、Monster-X購入直後に、PV3の後継機種PV4が発売開始され、例によって生産量が極小なので争奪戦が始まっていたが、PV4もPV3と同様に現時点ではVistaへの対応が期待できないため、争奪戦には参加しなかった。争奪戦に参加しなかったのは正解だったようだ。現在知っている情報を見る限り、うちの環境ではPV4は動作しない可能性が高い。PV3ではPCIスロットの信号電圧が5V/3.3Vのどちらでも動作するような構成になっていたのだが、PV4ではどうやら信号電圧が3.3VなPCIスロットでの動作を前提とした構成になっているらしい。アースソフトのPV4の仕様ページに

  • インタフェース:PCI リビジョン 2.2 (*1)/32ビット/33MHz/3.3V (*2)
  • (*1) 3.3V 電源が供給されているリビジョン 2.1 でも動作します。
    (*2) 5V スロットにも装着できますが、5V トレラントではありません。

とあるのだが、一般的なデスクトップ用マザーボードではPCIスロットの信号電圧が5Vで上記の動作条件を満たさないなものが多い。実際に、動作しないとの悲鳴は上がっているようだ。この制限を完全に取り払うにはハードウェア側の変更が必要そうな気配である。しかし、上記 *2の記述を見て普通のデスクトップPCで動作しない可能性を読み取れる人はかなり少なかったのではなかろうかと思う。実際、僕も何のことだかよく分からなかったし。もうしばらく、騒ぎが続きそうな気がする。

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