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FireStorm、バッテリー問題解決。(2017/11)

  • Posted by: おりおん
  • バイク

うちのFireStormはバッテリーが弱るペースが早かった。一週間経過するだけで明らかに弱り、冬場だと始動困難になることもある。最近になって、冬本番というわけでもないのに前回乗ってから一週間後にかなりバッテリーが弱くなり始動不能になったため、さすがにまずいと考えて、調査を行ってみることにした。

うちのFireStormにはいくつか後付けで装備した電装品があり、そのうちのいずれかが悪さをしているのではないかと予想していた。後付け電装品はほとんどがスモールライト系統から電源を取っているのだが、一つだけ、バッテリーに直接接続している機器があった。レーダーVZ-5000である。VZ-5000には電源のモードとしてマニュアルモードとオートモードがあり、オートモードの場合、バッテリーに直接接続するだけで、エンジン始動時に自動的に電源が入るようになっている。オートモードだといちいち電源を手動で入れなくて済むので便利ということもありオートモードでの運用を行っていたのだけれど、常時バッテリーに接続しっぱなしになっているので、いくらかは電力を消費しているのではないかと考えたのである。

そこで、VZ-5000の電源をバッテリーに直接接続するのをやめて、他の後付け電装品と同じようにスモールライト系統に電源を接続することにした。スモールライト系統への電源接続はギボシ端子で行うようにしていたので、あまり美しくないけれどギボシ端子をさらに分岐させ、分岐先にVZ-5000の電源を接続することにした。まともにやるなら各電装の電源はなるべく並列に接続したいところではあるけれど、VZ-5000の消費電力はあまり多くなさそうなので、今回は再分岐にて対応。

VZ-5000の電源接続を変更した次の週と、さらに次の週は週末の天候が悪く、二週間FireStormに乗れない状況が続いた。以前なら、これだけ間隔が空いてしまうと確実にバッテリーが弱り、始動困難となる可能性が高まっていた状況である。翌週は普通にFireStormに乗れそうだったのでエンジンを始動してみたら、元気にスターターが回り、あっさりと始動できてしまった。この状況から、バッテリーを弱らせていた主な要因はVZ-5000の電源接続であったようだ。これ以降も、以前と比較すると明らかにバッテリーの弱り具合は低下した。この分だと、真冬でも始動困難になることがなくなるかもしれない。

バッテリーが弱りにくくなったことは歓迎できるのだが、その代わり、VZ-5000の電源が自動で入らなくなったので、エンジン始動後に手動で電源を入れる手間が増えた。面倒な手間ではないけれど、電源入れ忘れの可能性が高まったのが気になる。VZ-5000の電源が入っているかどうかはインジケータ点灯ですぐに分かるので、こればかりは気をつけていくしかない。

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