うちのFireStormについては、少し前にヘッドライトのLEDバルブを換装し、そこそこ満足な結果を得られたのだけれど、一つだけ気になる点があった。採用したLEDバルブのP9が電圧変化に弱いらしく、ウインカー作動開始時にP9側が一瞬点滅してしまう現象が発生するのだ。実運用上で問題になるほどではないにしろ、気にはなったので、ウインカー側の消費電力を低減するためLED化を行うことにした。
ウインカーのバルブを単純にLEDバルブに換装しただけではハイフラ状態になってしまうので、対策が必要となる。今回は、LEDバルブ対応のウインカーリレーを導入することで対策を行った。FireStormのウインカーリレーは3端子タイプで、LED対応の3端子ウインカーリレーは安いものだと1000円未満のものがあったけれど、ウインカーは重要保安部品の一つであることもあり、ウインカーリレーについてもあまりケチらないことにし、製品を選択。最終的に、ウインカーリレーとしてPOSH製のワイドワットウインカーリレー090011-WRを採用することにした。
![]() | 090011-WRのパッケージはこんな感じ。 |
FireStormのウインカーリレーはテールカウル右側、レグレートレクチファイアの近くに装着されている。
![]() | 純正ウインカーリレーはこんな感じで装着されている。 |
![]() | ワイドワットウインカーリレーへと換装。 |
FireStormのウインカーバルブはS25タイプなので、S25対応のLEDバルブを調査した結果、7.5W級LEDバルブとして売られている製品を採用することにした。
LEDウインカーへの換装後、日中でも点灯状態を確認してみたけれど、純正電球と同じ程度に十分視認できる明るさを確認できた。また、ウインカー作動開始時に発生していたP9ヘッドライト側の点滅もなくなった。
ちなみに、ウインカーのLED化については、これまで、敢えて行っていなかったという部分もある。LED化することでキレが良い点滅になることは分かっていたけれど、その分、他者に対する刺激も強くなりそうに思えていたのだ。今回採用した7.5W級LEDバルブについても、もっと明るい製品もありそうだけれど、純正電球と同等の明るさがあればいいという条件で選択した。目論見通り、純正電球と同等の明るさでキレが良い点滅を実現でき、消費電力も軽減できたようだ。
なお、今回のウインカーLED化で、ウインカー周りで一部の挙動が変わったところもある。一つは、ウインカー作動側のインジケーターが点滅動作時に完全に消灯せず、点灯→微点灯→点灯、の繰り返しになる事で、もう一つは、ワイドワットウインカーリレーの挙動が純正リレーと違っていて、点滅開始時や点滅終了時に余分にリレー音が発生することである。いずれも実際の運用では特に問題にならない軽微な変化なので、気にしないことにし、このまま運用の予定。
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