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作業用PC、SSD増設、取り外し。(2022/08,09)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちの作業用PCであるSaoriについてはWindows11とFedora36のデュアルブート構成にしているのだが、Fedora36を起動しようとするとファイルシステムのエラーを指摘されて起動に失敗することがしばしばあった。ファイルシステムにエラーが発生する原因は不明だったけれど、何度か試してみた結果、Windows11を起動した後にFedora36を起動しようとするとエラーが検出されることが分かってきた。


Windows10だった頃には発生しなかった症状であるので、Windows11を起動するとWindows11側で何かファイルシステムの更新が行われて、それがFedora36側のパーティションに影響を与えてしまっているのではないかと予想。これの対策として、同じSSDにWindows11とFedora36を共存させることをやめて別SSDにFedora36をインストールして試してみることにした。

たまたま、外付けSSDケースに入れたもののほとんど使っていなかったSamsung 980 PRO 250GBがあったので、これをSaoriに搭載してFedora36をインストールすることにした。SaoriのマザーボードであるTUF Z390M-PRO GAMINGの2つめのM.2スロット部分にはヒートシンクがついていないので、手元で余っていたAinex製ののヒートシンクを装着。

Fedora36のインストールは問題なく完了し、正常起動を確認。このあとでWindows11側も起動してみたが、Fedora36側には影響していない様子。

…しばらくしてから改めて確認してみたところ、Windwos11側を起動するとFedora36側のファイルシステムが破損する症状が再発してしまった。ファイルシステムが破損してしまう原因について思いつく点はなかったのだけれど、ふと思い出したのが、Windows11側からFedora36側のExt4ファイルシステムを参照するためにWindows11側にインストールしていたExt2Fsdというソフトウェアであった。Windows11側からExt4ファイルシステムにアクセスする際に、もしかしたら何か余計なこと、もしくは必要な手順を十分に踏んでいないのではないかと考えたのである。今のところWindows11側からExt4ファイルシステムのアクセスはできなくてもさほど問題はないので、思い切ってExt2Fsdをアンインストールし、Windows11を起動した後でFedora36を起動してみた。その結果、ファイルシステムのエラーは発生せず正常にFedora36が起動できることを確認。何度か試してみたところいずれも問題なかったので、やはりExt2Fsdが原因であった様子である。

Fedora36側のファイルシステムエラーが出なくなったので980PRO上にFedora36環境を構築しておく意味がなくなり、Saoriからは980PROを取り外した。980PROは以前と同じように予備SSDとして保管しておく予定。

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