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洗濯機、更新。(2022/05)

  • Posted by: おりおん
  • 家電

うちで使っていた洗濯機は日立製のビッグドラムBD-V3200Lで、購入から13年ほど経過していた。これまで特に動作には問題なく普通に使用できていたのだけれど、ふと洗濯パンを見てみたところ僅かに水たまりができていることに気がついた。大きな水たまりというほどでは無かったけれど洗濯後に毎回発生しているので、僅かにBD-V3200Lの方から水漏れが発生しているらしい。

水漏れが発生しているとはいえ洗濯・乾燥の動作には問題がなかったので修理を検討することにし、BD-V3200Lを購入したエディオンと日立のサポート窓口にそれぞれ相談してみた。その結果、双方とも修理は難しいのではないかとの意見をもらった。ネックになったのが約13年という使用期間である。日立の洗濯機の補修用性能部品の保有期間は6年なので、修理のために必要な部品が既に無くなっている可能性が高いのだ。ダメ元で修理を依頼するという選択肢もないわけではなかったけれど、今回は素直に諦めて洗濯機を買い換えることにした。

日立のビッグドラムのコンセプトが気に入っていたので、次の洗濯機もビッグドラムシリーズから選ぶことにした。選択肢としては機能面からBD-NX120GL・BD-STX110GL・BD-SX110GLあたりであった。5月初旬にエディオンに行ってみたところ3機種とも展示してあったのだけれど、BD-NX120GLは納期が7月以降、BD-STX110GLも納期が6月末、BD-SX110GLは僅かに在庫あり、という感じであった。コロナ禍により中国での部品生産が滞っていたことや半導体の入手難などの影響で、商品を確保することが難しくなっていたらしい。在庫があったBD-SX110GLに決めようかと思ったのだけれど、BD-SX110GL・BD-STX110GLの製品仕様を確認したところ「ビッグドラム」を名乗っているにも関わらず他社製品と同等のドラム径(50cm台)であることが分かった。ビッグドラムシリーズは大きなドラムであることに意味があると考えていたので選択肢から外し、他店でBD-NX120GLの在庫がないか調査することにした。ジョーシンのWebサイトでBD-NX120GLの在庫を発見したので最寄りのジョーシンに出撃してみたところ、店頭でも在庫があることを確認できたので発注。5年延長保証の分値引きしてもらい、週末に配達してもらうことになった。BD-V3200Lの周りにはメタルラックで物置スペースを作っているので、配達前に物置スペース内の設置物を待避させてメタルラックも待避して待機。

BD-NX120GLの寸法は幅・奥行きがBD-V3200Lと同じで、高さのみ2cmほど増えている。フットプリントが同じなので設置については問題ないだろうと予想はしたけれど、高さが増える分だけ蛇口の位置が余裕がなくなるのが心配だった。実際にBD-NX120GLを設置してもらったところ、蛇口とのクリアランスは減ったものの問題ないレベルで一安心。ただ、一つだけ問題になったのが洗濯機直上の棚の設置であった。BD-NX120GLは洗剤自動投入対応で、洗剤タンクが上面にある。これまで通り棚を設置すると洗剤タンク蓋が開けなくなるので、棚の設置位置を変更して対応。洗剤タンク蓋の開閉には問題が無くなった代わりに棚が壁面コンセントを塞ぐ形になったので、延長コードを確保して対応。

BD-NX120GLの設置が完了してジョーシンの設置担当の方が引き上げたあとで、取扱説明書がないことに気がついた。設置前に電話連絡をもらっていたので、その電話番号に取扱説明書について問い合わせてみた。どうやらBD-NX120GLの箱に取扱説明書が張り付いていたらしく気がつかなかったとのことで、取扱説明書を届けてもらった。

Laundry-Before

BD-V3200Lの設置状態。

ギリギリではあるが下部は少し余裕あり。

Laundry-After

BD-NX120GLの設置状態。
下部までギリギリである。

BD-V3200Lは下部が少し絞り込まれていて洗濯パンとの間にやや余裕があるのだが、BD-NX120GLは上部から下部までほぼストレートなので下部にはあまり余裕がない。下部に余裕がないことで排水トラップの蓋部分を塞いでしまうのではないかと心配していたのだけれど、BD-V3200Lほどではないにしろ排水トラップの蓋部分には少し余裕があり、何とか排水トラップの清掃は可能な感じで一安心。

BD-NX120GLはいわゆるコネクテッド家電であり、WiFi接続でインターネット接続を行えるようになっている。スマホアプリを使用するとスマホ経由での操作やスマホへの通知ができるし、本体のソフトウェアのアップデートもスマホ経由で可能になっている。スマホアプリをインストールしBD-NX120GLとスマホをペアリングし、WiFi設定を行った。いきなり本体ソフトウェアのアップデート通知があったのでアップデートも実行。アップデート自体は今年2月のものなので、購入したBD-NX120GLはそこそこの期間、在庫として眠っていたものらしい。BD-NX120GLの動作状況の通知は宅内環境のみかと思っていたのだけれど、外出先でも普通に通知が飛んでくる。特に必須の機能ではないけれど、通知があるのは便利である。動作状況の通知だけではなくエラーの通知も行われて、エラーの対応方法がスマホのアプリ上で表示されるのは親切だと思う。

一通りセットアップが完了したので、まずは普通に自動洗剤投入を使わずに手動で洗剤投入を行って洗濯・乾燥を行ってみた。問題なく動作したので、次に洗剤をタンクに投入して自動洗剤投入を行って洗濯・乾燥を行ってみた。これも問題なかったので、予約設定を行って洗濯・乾燥を行ったところ、これも問題なく動作。動作に問題ないことが分かったので、正式に運用を開始。洗濯・乾燥の予約を平日朝に行うことが多いので、洗剤自動投入で手間が少し減ったのは有り難い。

BD-NX120GLを問題なく運用できている状況ではあったけれど、少し気になっていたのが給水ホースと排水ホースであった。BD-NX120GLの給水ホース接続部分と蛇口までの距離が近く給水ホースが余り気味だったので、SANEI製の50cm給水ホースを確保して換装。排水ホースは長すぎて洗濯パンからはみ出してしまって勾配ができていたので、思い切って30cmほど排水パイプをカットして対応。取扱説明書には排水ホースとホースアダプタを接着剤で接着するように指定があったけれど、接着剤は使用済みだったので結束バンドを排水ホースに巻き付けてホースアダプタを固定することで対応。

BD-V3200LとBD-NX120GLは約13年の差があり、いくつも改良されている点がある。前述した洗剤自動投入やコネクテッド家電に関するもの以外にも、乾燥フィルタ周りが改良されていてホコリを取りやすくなっていたり、前面パッキンが変わっていてホコリを取りやすくなっていたりして手入れが少し楽になった。

ちなみに、洗濯結果については微妙に改良されている感じがする。洗濯・乾燥容量がBD-V3200Lの11/6kgからBD-NX120GLは12/7kgに増えているので、少し余裕ができているためかもしれない。あとはどれだけ問題なく動作してくれるか、というところか。BD-V3200L並みの13年というところまでは期待していないけれど、10年ほどは耐えて欲しいとは思う。

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