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琵琶湖一周ツーリング。(2020/09)

今年の9月には4連休があり、長めのツーリングとしてどこかに出かけようと考えた。実は、今年7月にあった4連休にも出かけることにしていて、琵琶湖一周ツーリングの計画を進めていたのだが、天候不良のため断念した経緯があった、9月の4連休についても、琵琶湖一周ツーリングに出かけることにし、改めて計画を発動。

実家にいた頃は、何度か琵琶湖一周ツーリングやドライブを行ったことがあったのだが、高速道路を使ったりしていたので、純粋に琵琶湖一周と言えるようなものではなかった。今回は、滋賀県内までは高速道路を通り、滋賀県内に入ってからはなるべく琵琶湖の湖岸寄りの一般道を通るルートでのツーリングを行うことにした。このルートでのツーリングだとさすがに日帰りでは無理なので、宿を確保して一泊することにした。琵琶湖の北端近く、マキノのあたりで宿を確保できたので、ツーリング当日まで、天候が悪化しないことを祈りつつ待つことにした。

ツーリング前日の時点で、天気予報が曇時々晴れという感じで降水確率はさほど高くなかったので、今回はツーリングを実行することにした。一旦、実家に立ち寄ってから琵琶湖岸の湖周道路を通ることにし、少し余裕を持って自宅を出発。

一旦実家に立ち寄るために、自宅からしばらく下道を経由して名神高速に入って、途中から京滋バイパスに移動して実家周辺まで到達するルートを選択したのだが、ここで誤算が発生。名神高速を高槻あたりまで走行した時点で、酷い渋滞に巻き込まれたのだ。名神高速と京滋バイパスの両方で事故が発生していて、両方とも酷い渋滞になってしまっていた。名神高速経由でも京滋バイパス経由でもかなり時間がかかる様子で、どちらを通っても大して差がないと考えて、当初の予定通り、京滋バイパスを通るルートを選択。渋滞に巻き込まれつつ走行していたのだが、やがて、ピンチになってきた。トイレに行きたくなったのである。京滋バイパスにはサービスエリアもパーキングエリアもないので、やばい状況であった。仕方なく、京滋バイパスから第二京阪道路を経由して山科方面へ移動し、途中のコンビニでトイレを借りて難を逃れた。山科方面からは国道1号線と近江大橋を経由して実家に到達。普段なら自宅から実家までは1時間半ほどで着く距離なのだが、倍以上の時間がかかってしまった。実家でしばらく休憩し、改めて出発したのは午後3時頃になってしまった。実家からしばらく走行して湖周道路へ入り、琵琶湖を左に見つつしばらく走行。ここでは特に渋滞に巻き込まれることも無く、順調に走行できた。途中で、最近になって人気スポットになっている「あのベンチ」近くを通ったので、立ち寄ってみた。バイクは見かけなかったけれど車はそこそこいて、順番を待って撮影。

あのベンチ

時間が遅くなった上に天気もイマイチだったので、
写真としては微妙な気がする。
風がかなり強く、湖面は荒れていた…。

「あのベンチ」から、再度、湖周の道路を経由してマキノ方面を目指して走行していった。「あのベンチ」を出発した時点で既に夕方であったこともあり、長浜や木之本あたりではあたりは真っ暗になってしまっていた。時間に余裕があったら余呉湖周辺を一周しようと考えていたのだけれど、諦めて素直にマキノ方面まで走行。ほぼ真っ暗で街灯も少ない状況で過去に走ったことがない道路を走行するのはかなり心細かったけれど、何とか、宿まで到達。当初予定していたチェックイン時刻より1時間ほど遅れての到着となった。宿は素泊まりで予約していたので、宿からしばらく歩いたところにあったコンビニで夕食と朝食を確保し、夕食を取って風呂に入ることにした。宿に大浴場がなくユニットバスでの入浴になったのだが、やっぱり、広い風呂に入りたかった。広い風呂に入ると体の疲れが和らぐ感じがするので…。入浴後、しばらくしてから就寝。

宿の近くには砂浜があって、うまくいけば日の出が見えそうだったので、翌朝は日の出の時間より少し早めに起きて、砂浜へ移動。残念ながら曇っていて日の出を見ることはできなかったが、良い景色ではあった。

湖岸の朝

日の出の時間帯に、砂浜から東方面を見た状況。
ちょっとだけ朝焼けが見える。

しばらく待っても日の出を拝めそうになかったので、諦めて宿に戻り、朝食を取って出発の準備を行った。この日は、帰宅するまでに奥琵琶湖パークウェイ・マキノのメタセコイア並木・白鬚神社に立ち寄ることにしていた。朝9時過ぎに宿を出発し、奥琵琶湖パークウェイに向けて海津大崎を経由して走行していった。事前に情報収集を行った際には、奥琵琶湖パークウェイは南寄りの菅浦側から北寄りの岩熊側への一方通行になっているとの認識だったのだけれど、現地に行ってみると、菅浦側からつづら尾崎展望台までで折り返しになっていて、つづら尾崎展望台から岩熊側は通行止めになっていた。菅浦側からつづら尾崎展望台までの距離よりつづら尾崎展望台から岩熊側への距離の方が圧倒的に長いので、かなり残念ではあった。仕方ないので、つづら尾崎展望台で少し休憩してからメタセコイア並木に向けて出発することにした。

どうぶつの森

つづら尾崎展望台にあった「どうぶつの森」。
恋人達の聖地といいつつ、動物の像が色々とあったりして謎のエリアだった。

つづら尾崎展望台からメタセコイア並木へは、さほど時間がかからずに到着。相変わらず天気は微妙だったけれど、そこそこの人出があった。

メタセコイア並木

メタセコイア並木の北側から撮影。
紅葉シーズンだと、さぞ素晴らしい眺めになりそうだ。

メタセコイア並木では、残念ながら勘違いをしてしまい、半分ほどしか楽しめなかった。北側からしばらく走行すると一旦並木が途切れるので、ここで終わりと思い込んでしまい、一旦引き返して走行したりしていたのだ。実際には、並木が途切れてから、さらに南方向へ並木がしばらく続いていて、北側より南側の方がメタセコイア並木の密度が高かった。南方面への走行中に気がついたのだが、諦めて、そのまま走行してしまった。

メタセコイア並木からは改めてなるべく湖岸寄りの道路を走行し、途中から国道161号線に入って白鬚神社を目指した。161号線に入ってから渋滞に巻き込まれてしまい走行ペースがかなり落ちてしまったけれど、何とか白鬚神社に到着。白鬚神社では、そこそこの人出があった。白鬚神社の湖岸の先には大鳥居があって、そこも撮影。

白鬚神社

白鬚神社正面。
ここから国道を渡ろうとする人が多かったようで、危険防止のためか
ガードレールの切れ目が封鎖されていた。

白鬚神社の鳥居

白鬚神社の大鳥居。

白髭神社から出発した後は、素直に国道を通ることはせずに、ナビのマップを見つつ、なるべく湖岸に近い道路を通るようにして先を目指した。途中、何度かはこれ以上進めなさそうなところに遭遇し、仕方なくUターンすることがあったりしたけれど、何とか堅田方面まで到達できた。それ以降は素直に走行し、大津から名神高速に入って、西宮から阪神高速を経由して帰宅。前日からの総走行距離は380kmほどであった。

途中、走行動画をいくつか撮影したので公開してみる。長めの動画でサイズが大きいので、この記事で直接見えるのはライト版(1280x720・30fps)にしてある。高画質版(FullHD・60fps)はリンク先から。ちなみに、ぶっつけ本番で新兵器を採用していたりする。少し回転ブレはあるものの、動画の微振動が軽減されて、効果があった。新兵器の詳細については別記事にて記載予定。

海津大崎からつづら尾崎展望台の動画。
高画質版はこちら

つづら尾崎展望台から海津大崎への動画。
高画質版はこちら

メタセコイア並木の動画その1。
高画質版はこちら

メタセコイア並木の動画その2。
高画質版はこちら

今回の琵琶湖一周ツーリングでは、予想外の状況があったり調査不足があったりで、一部、残念なところがあったけれど、全体的に言うと、ツーリングを実行して良かった、という感想。次の目標は、潮岬あたりか。天候次第ではあるが、計画してみようと思う。

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