α6600を購入した後で、それまで使っていたAマウントレンズのうち、いくつかのレンズが使用できなくなったので手放した。手放したレンズのうちの一つがTAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)であり、中望遠マクロレンズとして、性能も良く、時々、出番があった。マクロレンズの出番はこれからもありそうなので、購入を検討することにした。
Eマウントにおける中望遠域のマクロレンズとしては、ソニー純正のSEL90M28G等、いくつかの製品が存在しているのだが、今回は、コストパフォーマンスを考慮し、SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art(以下、SIGMA 70mm MACRO)を選択。この製品は、優れた光学性能を持ちつつ、比較的安価(実売5万円台)なことに惹かれて、購入を決断。ちなみに、SEL90M28Gの方が総合的な性能では上回っているが、販売価格帯は12万円以上なので、価格帯がかなり違う。
SIGMA 70mm MACROは発注後まもなく届き、早速、撮影テストを行ってみた。
![]() | 43インチ4Kテレビの画面に可能な限り近づけて撮影。 |
![]() | 27インチ4Kモニタの画面に可能な限り近づけて撮影。 |
![]() | 小さいフィギュアを撮影。F2.8。 |
![]() | 小さいフィギュアを撮影。F4。 |
![]() | 小さいフィギュアを撮影。F8。 |
![]() | サクラを撮影。設定ミスでF3.2になっていた。 |
SIGMA 70mm MACROについては、「カミソリマクロ」と言われているだけあって、ピントが合っている部分の解像感は素晴らしいものがある。各種レビューで指摘されているAFの遅さについては、確かに、純正レンズよりは遅い。中望遠レンズとして使用していると気になる速度ではあるものの、純粋にマクロ撮影している分には、十分な速度ではあると思う。光学性能に優れた良いレンズレンズであることは間違いないので、今後も出番がありそうである。
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