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ブルーインパルス、撮影。(2017/06)

以前から航空祭等での展示飛行の撮影を行ってみたいと考えていたけれど、関西では航空自衛隊の基地がないこともあり、なかなか、撮影できる機会はなかった。そんな折、今年の彦根城築城410年祭でブルーインパルスの展示飛行が行われることが分かり、彦根なら何とか出撃できそうなので思い切って出かけることにした。

撮影機材としては、メインのカメラとしてα77Ⅱ、レンズはSIGMA 150-500mmを選択。念のため、広角レンズとしてSIGMA 8-16mmも持参。ただ、レンズ交換する余裕が無いことを予想していたので、広角域のカバー用としてRX100を持参。ただ、RX100は広角端がフルサイズ換算で28mmからなので、画角が足りない可能性がある。画角が足りない場合は、より広角になるXperia XZのカメラ(フルサイズ換算24mm)を使うことにした。また、ファインダー越しだと視野から機体がロストするとリカバリーが大変そうだったので、以前に購入したオリンパス製のドットサイトEE-1をα77Ⅱに装着し、これで機体を追うことにした。

ブルーインパルスの展示飛行は6月4日の13時から行われるとの案内があり、現地に11時前に到着すれば大丈夫だと考えて、その予定で出発。彦根まではJR新快速に乗ったのだが、それなりに混雑していて少し嫌な予感がしてきた。彦根駅に到着したのは11時前だったのだけれど、駅のホームはやたらと混雑していて、なかなか改札までたどり着けなかった。何とか改札を抜け、展示飛行の中心地となる彦根城近くの金亀公園に行くことにした。当初はバスの利用を検討していたけれど、人の数が多くてバスを使うと無駄に時間がかかりそうだったことと、徒歩でも何とかなりそうな距離であったこともあり、金亀公園までは徒歩で行くことになった。金亀公園までのルートは、人の流れに合わせて動いたので迷うことなく到着。展示飛行を撮影するのに適した場所として当てにしていた公園近くの歩道橋が封鎖されていたので、改めて金亀公園内で場所を探索。かなり迷ったけれど、最終的には金亀公園内のグラウンドの中心あたりで撮影を行うことにした。持参したレジャーシートを敷いて椅子を設置し、展示飛行開始まで待機することにした。待機中は、ドットサイトの調整やテスト撮影などといった準備作業を行った。

撮影場所としてグラウンドを選択したのは、そこそこ良かった気配である。グラウンド横の多目的競技場ではイベントが開催されていて、そこではブルーインパルスのパイロットさんも参加されて展示飛行に関する解説を行われていた。グラウンドでも、そのイベントの状況はスピーカー越しに伝わってきていて、展示飛行の開始タイミングや各種演目の情報が分かりやすかった。グラウンド中心部では撮影に影響しそうな障害物も比較的少なかった。ただ、グラウンドに陣取った時点ではどこから機体が進入してくるのかが分かりにくかった。事前の情報により、グラウンドから見て北西方向となる琵琶湖側から進入してくるパターンが多いらしいことは分かっていたので、そのつもりで準備していた。

イベントのアナウンスにより展示飛行が開始されることを知り、撮影を開始。各演目の説明もあったけれど、演目の撮影中は余裕がほとんど無く、機体が上空に進入してきたことが分かったら慌ててそちらにカメラを向けて撮影する、というパターンの繰り返しであった。機体が金亀公園上空を通過する際には予想していたより近くを飛行していたようで、焦点距離を500mmにしたままだと画角内に機体を収められない状況が多発。この状況に気付いてからは機体が上空を通過する際には焦点距離を抑えて400mm程度に変えることで対応。なお、ドットサイトの使用は正解だった。ドットサイトのおかげで、画角内に機体を収められる確率がだいぶ上がったようだ。それでも見切れてしまうことも多かったけれど。

以下、比較的マシな結果が得られた写真を載せてみる。等倍で見るとイマイチの結果だったけれど、以下の写真はトリミングして縮小してあるので、それなりに見える写真になっていると思う。一部の画像でサイズが違うのはトリミング範囲を変えたためである。

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上で少し書いたけれど、撮影結果としてはイマイチなものがほとんどだった。連写したこともありトータルの撮影枚数は1400枚を超えたのだけれど、何とか許容範囲と判断した写真は1割にも満たず。動きものの撮影ということで、撮影時のカメラの設定はシャッター速度優先(1/1250s)・AF-C・ISOオートにしていたのだけれど、AF-Cにしていたことが影響したのか、ピンボケ写真が多かった。また、最後の演目であるサンライズについては何故か全く撮影できず。綺麗に見えていたので、撮影できなかったことが非常に残念であった。

なお、当初の予想通り、レンズ交換する余裕は全くなし。広角撮影が必要なサクラとかキューピッド(上記写真の最下段)はRX100で撮影できたが、キューピッドは右側が切れてしまった。

以下、余談ではあるが、いくつか想定外のことがあったので書いてみる。展示飛行の当日は6月初頭で、かつ、かなりの好天であったので日差しも強かった。暑くなることを予想して半袖の服を着ていったのだけれど、日差しの強さを甘く見ていた。日差しを浴びていた時間は3時間もなかったはずなのだが、手がかなり強く日焼けしてしまい、しばらくの間、ヒリヒリと痛んで辛かった。痛みが引いてくると次は皮がめくれてきてみっともない状況が続いたが、最近になって、ようやくマシになった。炎天下に長時間滞在することはここしばらく無かったので、これだけ本格的に日焼けしたのも久しぶりである。似たような機会があれば、日焼け対策をちゃんとしておかねばと思う。また、展示飛行の時間帯が昼間だったので昼食を取りそびれてしまい、展示飛行後に昼食を取るために彦根駅前のアルプラザ内のレストランに行ってみたのだが、あまりに人が多すぎてレストラン側が入店制限していた。このため、入店までかなり待たされてしまい、荷物が多かったこともあって辛かった。彦根で、こんなに人が大量に集まるイベントはこれまでなかっただろうし、各所でキャパシティを超えてしまうのは仕方ないとは思う。

今回のブルーインパルスの展示飛行については、いいものを見せてもらったという感想。かなりの人出があったのも納得できる感じ。また、展示飛行を見られる機会があれば参加したいところである。

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