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サブPC、モニタリング方法変更。(2019/03)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのサブPCであるAiについてはSpeedFanによるモニタリングを行っていたのだが、SpeedFanは最新ハードウェアへの対応が遅く、前回に行った構成更新により、SpeedFanによるモニタリングが一部の項目を除いて不可能になってしまった。SpeedFanがアップデートされて以前のようなモニタリングが可能になるかもしれないけれど、いつになるか分からなかったので、他の手段でモニタリングできないか調査してみることにした。

Aiのモニタリングについては、当初はSpeedFanにSNMP経由でアクセスしてモニタリング結果を取得していたのだが、Windows7になった時点でSNMP経由でのモニタリング結果取得が不可能になったため、SpeedFanのCSVログ記録機能を利用してモニタリング結果を取得するように変更した。ハードウェアモニタリングが可能なソフトウェアとしては、メジャーなソフトウェアではSpeedFan以外にHWINFOがあるのは知っていたのだけれど、HWINFOではモニタリング結果を継続してログファイルに記録できない(手動でログの記録開始・停止は可能)ため、外部からモニタリング結果を取得できないと判断し、これまで採用していなかった。

しかし、Aiのモニタリングを完璧に行えるソフトウェアはASUS純正のAi Suite以外にはHWINFOだけなので、改めてHWINFOについて調査してみた。その結果、HWINFOのアドオンページに紹介されていたRemote Sensor Monitorを利用することでHWINFOのモニタリング結果を外部から取得できることが分かったため、SpeedFanを利用したモニタリングからHWINFOを使用したモニタリングへ移行することにした。

Remote Sensor Monitorは、起動するとWebサーバとして振る舞うようになっていて、HWINFOを起動した状態でそのサーバにアクセスするとHWINFOのモニタリング結果をJSON形式で返すようになっている。AiでHWINFOを起動した後にRemote Sensor Monitorを起動し、別途、定期的にRemote Sensor MonitorによるWebサーバにアクセスするPerlスクリプトも起動し、JSON形式から必要なモニタリング数値をフィルタリングしてテキストファイルに落とし込んでいる。このテキストファイルはサーバKana上に配置していて、Kanaのモニタリングを行っているHotSaNICにてKanaのモニタリング結果と同様に扱いグラフ化している。HWINFOによるモニタリングはかなり詳細に行えるので、SpeedFanによるモニタリングより詳細なモニタリングが行えるようになった。ただ、あまり細かい項目をモニタリングしてもあまり意味がなさそうなので、ある程度、項目を絞ってモニタリングするようにしている。今のところ、起動時間・メモリー使用率・CPU使用率・各所の温度・各ファンの回転数・ネットワーク入出力速度、というあたりである。

この運用方法でモニタリングを行っていると、たまにRemote Sensor Monitorが誤動作するようで、Webサーバへのアクセスができなくなることがある。仕方ないのでRemote Sensor Monitorを再起動して対処するようにしている。また、Remote Sensor MonitorはHWINFO以外にもGPU-Z・AIDA64・Open Hardware Monitorのモニタリングも扱うことが可能で、デフォルトでは対応する全てのソフトウェアについて起動しているか確認した上でそのソフトウェアのモニタリング結果にアクセスするようになっているのだが、Open Hardware Monitorがインストールされた環境でOpen Hardware Monitorを起動しないままRemote Sensor Monitorを起動すると、Remote Sensor Monitorがエラーを起こし起動に失敗する。Remote Sensor Monitorの起動時のオプションでHWINFOのみアクセスするように指定するとエラーは発生しないことが分かったので、そのようにして対処。

今のところ、このやり方でAiのモニタリングは上手くいっている様子なので、しばらくはこのままで進める予定。

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