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Core i9-9900K争奪戦。(2018/11)

  • Posted by: おりおん
  • PC

うちのメインPCであるYuiについては、Kaby Lake世代のCore i7-7700Kを採用して構成を更新してから1年も経たない時期に次世代のCoffee Lake世代が発売され、コア数増加などかなりの変化があったため残念に思っていた。Coffee Lake世代の発売開始からそこそこ時間が経過し、そろそろCoffee Lakeの次の世代についての情報がチラチラと出始めてきて、CoffeeLake Refresh世代として発売されそうな雰囲気になってきた。スペック次第では手を出すつもりで、引き続き情報を集めることにした。

Coffee Lake Refresh世代のCPUは今年の10/8に正式に発表され、まずはCore i9-9900K / Core i7-9700K / Core i5-9600Kの3種類が発売されることになった。Coffee Lake世代のCPUでは最大で6コア12スレッドであったが、Coffee Lake Refresh世代ではコアがさらに追加された。最上位であるCore i9-9900Kでは8コア16スレッドの構成となっていて、4コア8スレッドなCore i7-7700Kからすると単純に倍のコア数であり、また、動作周波数もTurboBoost時最大で5GHzとなっていた。このCore i9-9900Kにかなり惹かれたので、早めに確保するべく情報収集も開始。

ここしばらくはIntelのCPUが品薄傾向にあり、店舗によっては品切れしていたり単体販売不可とされていたりしていたので、Core i9-9900Kについても発売開始時点ではかなりの品薄になることが予想された。店頭での販売でも先着限定や抽選販売になりそうで確実に入手できる可能性は低いと考え、通販での予約を行えれば行おうと考えた。

通販サイトで最も早くCore i9-9900Kの予約受付を開始していたのはパソコン工房で、Coffee Lake Refresh世代の正式発表直後の深夜からすぐに予約受付を開始していた。ただし、予約は受け付けていたものの製品がどれだけ入荷するか分からないために発売日当日にどれだけ発売できるかも不明、という状況で、予約しても確実に入手できる可能性は低く思えたので、予約の申し込みを躊躇してしまった。翌朝になって確認してみたら、既に予約受け付けを終了してしまっていた。

この時点ではまだ激しい争奪戦となることまでは予想していなかったことと、Core i9-9900K発売時点でマザーボードが確実に購入できるかどうかは不明だったので、あらかじめマザーボードを確保しておくことにした。マザーボードとして選択したのはASUS製のROG MAXIMUS XI HERO(Wi-Fi)である。ROG MAXIMUSシリーズのローエンド製品ではあるが、仕様面では十分であったのが選択理由である。Wi-Fi機能については不要だったのだけれど、無効化しておけばいいので気にしなかった。

パソコン工房が予約受付を終了してからしばらくは予約を受け付けるサイトは現れなかったのだが、AmazonのマーケットプレイスにあるEDIONネットショップで予約受付を開始しているとの情報があったので予約を申し込むことにした。EDIONネットショップについても発売日当日に入荷する可能性は低い気配であり、さらに情報収集していたところ、裏技的にAmazon本体での予約ができるとの情報があり、そちらでも予約を申し込むことにした。どちらか早く発売してくれた方で購入し、他方では予約をキャンセルする、という作戦である。

当初はCoffee Lake Refresh世代のCPUは10/19に発売開始されるとの情報があったのだが、結局、10/19にはCore i5-9600Kのみ発売開始された。残りのCore i9-9900K / Core i7-9700Kの発売日は遅れてなかなか日付が確定しなかった。場合によってはマザーボードの初期不良対応期間に間に合わない可能性が出てきたので、マザーボードの動作テスト用にCeleron G4900を確保。Core i9-9900Kの発売日はかなり遅れたものの、最終的に、11/2に発売されることが濃厚になった。

EDIONネットショップ・Amazonでの予約については、入荷が遅れる可能性はあるにしても酷いことにはならないと予想していのだが、しばらくしてから悪い知らせが立て続けに届いた。Amazonでの予約については予約開始前ということで強制的にキャンセルを食らってしまった。EDIONネットショップでの予約については、入荷時期の目処が年内となり、発売日となる11/2から一ヶ月以内に発売できる目処が立たないためAmazonとの規約により予約キャンセル、ということになった。

他の通販サイトでも調査をしてみたのだが、予約自体を受け付けているサイトはほとんど無く確実に予約出来そうな気配がなかったので、11/2の発売解禁当日に的を絞ることにした。間違いなくCore i9-9900Kは争奪戦になりそうだったし、たまたま、11/2には休みを取れそうな気配だったので、休みを取って発売開始に備えることにした。

Core i9-9900Kの発売開始は11/2の午前11時からということだったので、その少し前から待機。その日時に発売開始しそうな通販サイトはいくつかあったのだけれど、CPU単体販売不可で、PC一式あるいはそれに準ずるパーツとの組み合わせでの購入のみ受付ということになっていたために競争率が低いことが予想できたPCワンズでの購入を行うことにした。上記したように既にYui用としてマザーボードROG MAXIMIS XI HERO(Wi-Fi)を購入済みだったので、PCワンズで購入するマザーボードとメモリーはサブPCであるAiで使うことを意図しASUS製の TUF Z390-M PRO GAMINGとCorsair製のVENGEANCEシリーズのCMK16GX4M2A2666C16を選択。あらかじめ、マザーボードとメモリーをカートに入れておいた上で、11時ジャストにCore i9-9900Kがカートに入れられることを確認できたのですぐさまカートに入れ、購入手続きを行った。マザーボードとメモリーとCPUの組み合わせで「PC一式あるいはそれに準ずるパーツ」と認定されるのかは少し心配だったのだけれど、無事に受け付けてもらえて一安心。PCワンズでのCore i9-9900Kの入荷数は10個もなかった様子。僕が購入した直後で残り7個になっていて、在庫はどんどん減っていって数分後には完売していた。ちなみに、他に購入を狙っていたツクモではカートに入れることまではできたものの購入手続きでクレジットカードのエラーになってしまい、再度購入手続きを行おうとしたら既に完売していた。Amazonでは11時ジャストではなく少し遅れて発売開始され、ほぼ瞬殺だったらしい。

発売日当日の午後にいつもの行動範囲内でPCパーツを取り扱っている店舗で様子を聞いてみたところ、エディオンのPCパーツコーナーでは入荷見込みなし、DOS/Vパラダイスでも同じく入荷見込みなしとのことであった。ソフマップでは数個(2~3個?)の入荷があり、午前中で完売したらしい。また、ソフマップでは予約受付も行っていなかったとのことであった。

上記したようにAiも構成更新することになったので、マザーボードとメモリー以外にCPUも確保する必要があった。Aiは24時間運用であるがあまり高パフォーマンスは必要ないので、CPUとしてはCore i5-9600Kを選択。また、Yuiのケースも更新したくなり、最近になって発売されたFractal Design Define R6 USB-Cを購入。

Core i5-9600K-i9-9900K

購入したCore i5-9600KとCore i9-9900Kのパッケージ。
Core i5-9600Kはコンパクトなパッケージだが
Core i9-9900Kはでっかい12面体パッケージ。

Core i9-9900K-Case

Core i9-9900Kのパッケージ内にはCPU本体がこんな感じで入っている。

Core i9-9900K-Drawstring-Bag

Core i9-9900Kのパッケージは保護用の巾着袋が付属。

今回は、実際に購入できるまではしばらくの間不安で仕方なかったが、何とか無事にCore i9-9900Kを確保できて良かった。記事が長くなったので構成更新編は後ほど。

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